腰痛の原因『腸腰筋』について：2024年4月18日｜所沢鍼灸整体院のブログ

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投稿日：2024-04-18 10:09:50.0

腰痛の原因『腸腰筋』について: こんにちは、１号店鍼灸担当の武内です。

今日は腰痛とは切っても切れない腸腰筋と言う筋肉のお話をしようと思います。

腸腰筋は主に椅子からの立ち上がりや、腰部の前屈、歩行時に足を前に出すときや
少し脚を持ち上げる際に作用します。

痛みの強い腰痛やギックリ腰手前の方に腸腰筋を解さずに起き上がってもらうとすると
痛くて起き上がれないことが時々あります。
動作的には腹筋に似ていますが、この筋肉の筋緊張が強くなると腰痛として感じる方が多いです。
その場合多いのは

立ち上がり時に腰が痛い
歩行時に腰が痛い
腰部を前屈する際に腰が痛い
　　　　　　等などです。

この腸腰筋は腸骨筋と大腰筋に分けられますが、なかなか刺激することが難しく
指圧やマッサージの際はまず大腰筋を刺激するためには色々と条件があります。

この筋肉（大腰筋）の起始部は１２胸椎から腰椎の横突起腹部よりについていて
停止部は大腿骨の小転子（鼠径部に近い内もも）になります。

深部にある筋肉の為、直接揉みほぐすのが難しいので
鍼で刺激をする場合にもそれなりの深度で刺鍼します。

更に私は鍼治療後に横向きで股関節を外転させ腰をストレッチする事によって
腸腰筋にアプローチをしております。
その後仰向けで腸骨稜の内側に付着している腸骨筋狙いで腹部の揉み解しをするように心がけています。

基本的には鍼治療ではうつ伏せでの刺鍼がメインになりますが
※写真の撮影はblogに載せる許可を取った上で撮影と掲載させていただいております。

腰部での治療で変化が乏しい時には偶に腹部への刺鍼も行います。

腹部の刺鍼に関しては普段は刺激が強いのもあり控えていますが
5回以上施術をしても変化が少ない時に
更に症状を改善させる為に両側の腸骨筋狙いで刺鍼する時がございます。
写真の患者様の様にある程度回数をやって変化が少なくなってきた場合は患者さんとしっかりと話した上で
刺鍼部位を増やすことがあります。
基本的には腰部の治療で済むことが殆どですがある程度改善して、それでも気になる時はご相談頂けたらと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　所沢鍼灸整体院一号店　電話番号；070-8414-2354
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　武内　巌
#所沢　#小手指　#鍼灸　#肩こり　#首コリ　#腰痛