名言『ギックリ腰・腰痛には腸腰筋を解しなさい。』：2025年7月11日｜所沢鍼灸整体院のブログ

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投稿日：2025-07-11 18:10:39.0

名言『ギックリ腰・腰痛には腸腰筋を解しなさい。』: こんにちは
所沢鍼灸整体院　鍼灸担当の武内です。
今日は腰痛とは切っても切れない腸腰筋と言う筋肉のお話をしようと思います。
タイトルに載せた
『腰痛がある人には腸腰筋を解しなさい』
と言う話しは、
整骨院で勤務している時に言われたことです。

腸腰筋は主に椅子からの立ち上がりや、腰部の前屈、歩行時に足を前に出すときや
少し脚を持ち上げる際に作用します。

実際に、痛みの強い腰痛やギックリ腰手前の方に腸腰筋を解さずに終わらすと
最後に起き上がろうとした際に痛くて起き上がれないことが時々あります。

実際に一度私も経験したことがありますし、
私の鍼の師匠も腰痛、特にギックリ腰の患者さんには
この『腸腰筋』と言う筋肉へのアプローチは必ずされていました。

しかし、この腸腰筋→腸骨筋と大腰筋に分けられますが、なかなか刺激することが難しく
指圧やマッサージの際はまず大腰筋を刺激するためには色々と条件があります。

この筋肉は起始部が１２胸椎から腰椎の横突起腹部寄りについていて
停止部は大腿骨の小転子（鼠径部に近い内もも）になります。

直接揉みほぐすのが難しいので
鍼で刺激をする場合それなりの深度で鍼を刺した後
股関節を開いて腰をストレッチするようにする事によって
腸腰筋にアプローチをしております。
その後仰向けで腸骨筋狙いで腹部の揉み解しをするように心がけています。

今回の患者様は、歩行と立っているのが辛い方で普通に腰部の鍼だけでは変化が出なくなってきたので腹部の鍼を追加しました。

腰部は右側に過度な筋硬縮が見られるため左に比べ密に鍼を刺しております。
※写真の撮影はblogに載せる許可を取った上で撮影と掲載させていただいております。

腹部の刺鍼に関しては普段は刺激が強いのもあり控えていますが
今回の患者さんは5回以上施術をして変化が少なくなった為に
更に症状を改善させる為に両側の腸骨筋狙いで鍼を刺しました。

ある程度回数をやって変化が少なくなってきた場合は患者さんとしっかりと話した上で
刺鍼部位を増やすことがあります。
今回は鍼のみの治療にする事でうつ伏せと仰向けの両方で治療いたしました。

２回腹部の治療をした事で症状の変化が見られてきたので
今は少しずつ間を空けながら様子を見ております。

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