腕が上がらない！四十肩・五十肩？！：2024年12月11日｜はやしハリきゅう整骨院本院のブログ

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投稿日：2024-12-11 11:03:05.0

腕が上がらない！四十肩・五十肩？！: こんにちは！
はやしハリきゅう整骨院本院です！

四十肩・五十肩をご存知ですか？
肩の関節の痛みのため腕が上がらなくなる症状の総称で、40代、50代に発生しやすいことから四十肩・五十肩と呼ばれています。
そこで今回は『四十肩・五十肩』について2回に分けてお伝えします。

＊四十肩・五十肩って何？
肩関節自体あるいは肩関節の周囲の筋肉や靭帯などの軟部組織と呼ばれる部分に炎症などが起こり、主に腕を動かしたときに痛みを感じる症状の総称が「四十肩・五十肩」です。

＊四十肩・五十肩の種類
四十肩・五十肩とは「肩関節の周囲が痛む症状」の総称で、肩の痛みを発生させる疾病が複数存在します。
具体的な疾病例は以下のとおりです。

・肩関節腱板炎
肩関節には腕を上げる際に働く【腱板】と呼ばれるインナーマッスル（筋肉）が付着しています。
加齢とともにこのインナーマッスルが摩耗して炎症を起こした状態が肩関節腱板炎です。
この肩関節腱板炎は四十肩・五十肩の中でも大きな割合を占めているといわれています。

・肩峰下滑液包炎（けんぽうかかつえきほうえん）
肩関節の動きの自由度を担保するために筋肉と骨の間には、第２肩関節と呼ばれる肩峰下滑液包という袋が存在しています。
この袋の中には滑液とよばれる液体が入っていて、肩関節の複雑な動きに対応する仕組みになっています。
この肩峰下滑液包が何らかの原因で炎症を起こした状態を指します。
肩の痛みに加えて腕のだるさや夜間の痛みが発生する場合もあり、腕を横に上げたときに痛みを感じやすくなります。

・上腕二頭筋長頭腱炎
二の腕の力こぶをつくる時に固くなる筋肉が上腕二頭筋です。
この上腕二頭筋の腱は上腕骨の通り道（結節間溝）を通って肩関節に付着しています。
この通り道である上腕骨と上腕二頭筋の腱がこすれて炎症を起こした状態を上腕二頭筋長頭腱炎といいます。
主に、腕を上げたり、ひねったりするとズキっとした痛みを感じます。

これらの疾病のほかにも、烏口突起炎（うこうとっきえん）、不安定性肩関節炎、石灰化沈着腱板炎などの疾病が原因となり痛みが発生している状態がいわゆる四十肩・五十肩といわれます。

次回は症状やセルフチェックをお伝えします！

お身体のことでお困りの方は、江別市の『はやしハリきゅう整骨院本院』に一度ご相談ください。