日本人の謙虚さと自己肯定感：2023年8月5日｜モフ(moph)のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-08-05 21:18:02.0

日本人の謙虚さと自己肯定感: 以前とある恋愛リアリティーショーを見てえらいびっくりしたことがあったんです。その番組は国外で撮影されたもので登場人物達も全員外国人。

第一話は自己紹介メインで展開されていったのですが、普段何をしているのか、趣味、興味のあることなどをざくっと話していくのですが、びっくりしたというのは彼女達の自己肯定感の高さ。

「私はスタイルも良くてみんなから愛されるタイプ。うふふ、顔はご覧の通りでしょ。だから相手の男性は私と釣り合う人じゃないと困るわ」とか

「欲しいものは全て手に入れてきた。これまで付き合いたいと思う男性とは大体付き合えてきたわ。それはやっぱり私が魅力的だということに他ならないの」とかとか。
衝撃過ぎて別の国のリアリティーショーもいくつか見てみたんです。

どの国の方々も自己肯定感が全面に露出している！凄いギャップ、というか正直違和感を覚えました。ふと思い返してみても、我輩の国日本でこういう類いの自己紹介をしている人を私はまだ見たことがありません。

お陰様で/ごめんください/僭越ながら/お手数をおかけします/私事で恐縮ですか/お世話になります/お疲れ様です/とんでもないです/まだまだ未熟者でして/もったいないお言葉/わたしなんてめっそうもない

日本の謙遜文化は歴史に古く、勿論どこの国でも謙遜する場面はありますが、自分や身内を下げて謙虚に振る舞うことはもはやジャパニーズ文化。「へりくだる」の究極系ワード「愚息」「愚妻」＝「愚かな自分が生んだ息子」「愚かな自分が結婚した妻」という日本語。ここまでくると腹立つなぁ！

こんな表現が当たり前に使われている日本語ですが、「謙虚」がデフォルトとして植え付けられている私達は自分を前に出すということ自体、あんまりしなくないですか？例えば誰かに誉められても「いえいえ、そんなことないよ」というフレーズを無意識に使っていませんか？それが当たり前であるかのように。

日本語を母国語に持つ私達は、諸外国に比べ無意識に自己を謙遜する言葉を日常的に使っているが故に自己肯定感が低めだと私は思うんです。外国人のようなゴリ強自己肯定感を持てとは思いませんが、過小評価しすぎるのは勿体ないと思うのです。謙虚さは美徳。とも言いますが、「過ぎ」はあなたという可能性に失礼なのよ。というお話。時代は令和。なりたいあなた/New meを創ろう！