カラダの事１１　筋肉その３(速筋と遅筋)：2022年12月27日｜浦安ハル整体院(HARU)のブログ

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投稿日：2022-12-27 15:48:09.0

カラダの事１１　筋肉その３(速筋と遅筋): 皆様こんにちは！　浦安HARU整体院です。

今回は筋肉シリーズ第三弾で、骨格筋の筋繊維「速筋と遅筋」について書きたいと思います。

【速筋とは】
すばやく収縮できる筋肉で、大きな力を短時間に発揮できる事ができ、
瞬発力やパワーが必要な運動を行うときに活躍します。
しかし大きな力を発揮する半面、持久力がなく疲れやすい筋肉です。
筋肉が白っぽく見えるため「白筋」とも呼ばれています。

【遅筋とは】
収縮速度の遅い筋肉で、大きな力や強い力を発揮する事が出来ませんが、
一定の力を長時間発揮する持久力があり、疲れにくい筋肉です。
筋肉が赤く見えるため「赤筋」と呼ばれています。

【速筋の特徴】
ダッシュやジャンプなどの、瞬発力やパワーが必要となる無酸素運動に向いている筋繊維で、
衰えるのが早い筋肉でもあります。
高齢者が動きがゆっくりしたり、力が弱くなったりする原因のひとつに、
加齢に伴う速筋の減少が関係すると考えられています。

【遅筋の特徴】
瞬間的に爆発的な力を出すことは出来ませんが、
酸素をたくさん蓄えており、エネルギーを多く作り出す事が出来るため、
水泳やマラソンなど持久力を必要とする有酸素運動に向いている筋繊維です。
また速筋に比べ年をとっても衰えにくい筋肉とも言われています。

【速筋を鍛えるメリットと効果】
人間が生きていくために必要な最低限エネルギー「基礎代謝」は、
筋肉量の約４０％が筋肉で消費されています。
筋肉量が増えれば、それだけ消費されるエネルギー量が多くなる為、痩せやすくなります。
逆にいうと筋肉量が増えて基礎代謝が高まれば、太りにくい体になります。
綺麗なボディラインを作る事ができるのも速筋を鍛えるメリットです。

【遅筋を鍛えるメリットと効果】
疲れにくく、持久力のある筋肉になります。
また、遅筋を動かすエネルギー源は脂質を燃焼させることなので、
遅筋を動かす事で体の脂肪分を燃やすことができる為、ダイエットには効果的です。

今回は「速筋」と「遅筋」について書きましたが、
同じ筋肉でも全く特徴が違います。
それぞれの違いを知っておけば、
より効率的なトレーニングや運動ができるのではないでしょうか？

では本日はここまでです。

浦安ＨＡＲＵ整体院