永久脱毛したのに毛が生えてきた？　後編：2023年5月14日｜シャイン(SHINE)のブログ

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ビューティー

投稿日：2023-05-14 22:59:39.0

永久脱毛したのに毛が生えてきた？　後編: □医療脱毛なのに、また毛が生えてくるのはなぜ？
医療脱毛は永久脱毛ではありません。
そもそも、日本では永久脱毛という定義がありません。
医療脱毛は、毛の黒色(メラニン色素)に反応させて、毛根に熱エネルギーを加えてダメージを与えて破壊していくという仕組みです。
これは従来の光脱毛でも根本的な仕組みは同じで、毛根がターゲットで、毛の黒色に光やレーザーを反応させて毛根をやっつけていくというやり方です。
医療脱毛の場合は、その破壊するためのエネルギーが強いので、施術した際にしっかりと反応させられた毛に関しては、高い効果を発揮します。
そのため、医療脱毛は永久脱毛だというイメージが強いのです。
しかしながら、なぜ、上記のお客様のような状況が生まれるのかというと、「毛周期」というものが関係してきます。
毛周期とは毛が生え変わるサイクルのことで、医療脱毛も従来の光脱毛も、毛周期の中でも、「成長期」にしか施術することができないのです。
つまり、毛が表皮に生えて出てきている状態のときにしか施術できません。
そのため、成長期を待つために、通常は２～３か月に１回のペースで来店してくださいと伝えられます。
ニードル脱毛や、レーザー脱毛は、その生えている毛１本１本にアプローチしていきますから、当然施術には時間がかかりますし、ハイパワーがゆえに火傷リスクや痛みリスクが伴います。
ちょうど成長期の毛で、表面に見えて生えている毛のみに作用させていくということを繰り返していくので、一人目に例に挙げたお客様のように、相当回数と、相当の時間がかかるのです。
毛周期には、「休止期」と呼ばれる、毛が全く生えてこない期間があります。
毛周期は、個人や体の部位によってそれぞれ異なっており、数か月の場合もあれば、数年単位の場合もあります。
脱毛に通っている間はずっと休止期で休んでいた毛が、数年経った後に成長期に入り、また生えてきたというのが二人目の例のお客様の状態です。
このように、いくら医療脱毛をしていても、なかなか無くならなかったり、また生えてきたりするということは十分に有り得るのです。