読んだら歩きたくなる！歩行のお話　その１：2023年11月22日｜上石神井名倉堂整骨院のブログ

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投稿日：2023-11-22 12:33:23.0

読んだら歩きたくなる！歩行のお話　その１: 皆さんは、人間が歩いて進化してきた動物だということはご存じですか？
ヒトは長い歴史の中、魚の時代から猿人類、ヒト、四足歩行から二足歩行へと進化してきました。

移動＝歩行は人間の三大生理【生殖】　【移動（歩行）】　【食事】の一つに含まれているほど
重要な役割があります。
生理とは、生物が生きていくための機能や現象のことをいいますのでどれか一つでも欠けたら大変なことになります。
歩行することは私たちがヒトとして生活するうえでとても重要な事なのです。

～歩くことの効果～
・骨
歩くと骨に圧力がかかります。その圧力で骨から電子が飛び出してマイナスの電荷になります。
するとまわりの物質でプラスイオンのものがくっつきます。
その一つがカルシウム！こうして骨が作られ骨粗しょう症にも効果があります。

・血液と免疫がつくられる
圧力が低いと赤血球やリンパ球が作られます。
歩くことで骨髄に圧力がかかって血中でバクテリアを食べる顆粒球、リンパ球に指令を送るマクロファージが作られ、免疫細胞が作られ、病気に強くなるのです！

・血液を心臓に送る
足は第2の心臓と言われる通り、歩くことで作られた免疫細胞を体中に送り届けます。

・認知症改善
脳は血流不足にとても弱いですが、歩くことで脳血流の改善とアセチルコリンという神経伝達物質の放出を助けます。
アセチルコリンとは心臓や内臓を動かす筋肉だけでなく
記憶や認知機能を司り“脳の司令塔”とも言われる「海馬（かいば）」の動きにも大きく関わっています。

普段、様々な負担にさらされる私たちの身体は
このように歩くことで本来の調子に戻っていきます。
これを『生理性の回復』と言い、歩くことの真の意味はそこにあります。

逆にきちんと歩く習慣がないと少しずつ無理がたまり、身体は病気に向かっていきます。
現代人は椅子に座る時間や車や電車に乗る時間が増え、自分の足で歩くことが少なくなってきています。

動物が長生きする上で科学的に効果が証明されたのは、現在のところ睡眠と移動（歩行）だけです。
ヒトは歩くことで行動範囲を拡げてきた動物ですので、行動範囲の減少は変形や筋力低下につながり老化を早めます。
つまり、歩行は「長生きの貯金」だといえます(^▽^)/

皆さんもこの機会に是非歩く事を楽しんでみてください！
次回の投稿で"歩行のコツ"をご紹介します♪