ガチ解説◎かみしめによって頬の横が出っ張る理由2：2023年11月13日｜ゆうき式小顔矯正のブログ

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投稿日：2023-11-13 22:24:19.0

ガチ解説◎かみしめによって頬の横が出っ張る理由2: 皆さんこんにちは！
岡山市の小顔矯正・顔の歪み矯正専門サロン
ゆうき式小顔矯正の多賀と申します。

今日は筋肉パートしていきます。

四つの筋肉を紹介しますが
結論から言うと
頬が横に出っ張る症状に主に関与する筋肉は「側頭筋」です。
側頭筋は顎から頬骨の下をくぐり、側頭骨に付着している為、かみしめ等によって筋肉が収縮することで頬骨が連動して外に押し出されていく為です。

ただ、側頭筋は咀嚼筋群に分類され残り3つの筋肉と連動して動くため、
この筋群の理解がとても重要になります。
例えば、内側翼突筋によって側頭筋が影響を受けている場合、
内側翼突筋にアプローチをしないと、一時的に良くなるだけですぐに戻ってしまいます。

それでは咀嚼筋群を4つ紹介していきます。
●咬筋
顎(エラ)の部分にある咀嚼筋の中で一番力があり、顎を閉じるメインの筋肉です。

●側頭筋
頬骨が横に出っ張る理由の主となる筋肉です。咬筋についで力のある筋肉で主に口を閉じる働きと、顎を後方に引っ張る作用があります。咬筋と側頭筋での原因の特定では、この顎の後方への滑りを使用します。
※ここからはかなり難しくなりますが、顎の歪み矯正、頬骨の横幅矯正はその二つの筋肉を完全に理解する必要があります。
●外側翼突筋
上頭→口を閉める働き
下頭→口を開ける働き
両側が収縮→関節円板を前方に動かし開口につながる
片方が収縮→収縮した反対側に顎をずらしながら挙上

●内側翼突筋
両側が収縮→口を閉める働き
片方が収縮→収縮した反対側に顎をずらしながら挙上

内側・外側翼突筋が左右交互に収縮することで、物をすりつぶす左右の動きが可能になります。

ざっくりいうと、
咬筋、側頭筋は大きく強い筋肉で、強く口を閉じる筋肉
内側・外側翼突筋は小さい弱い筋肉で、口を閉じる筋肉ではあるが細かい顎の運動に関与する筋肉

つまり、内側・外側翼突筋はかみしめや片方噛みの影響を受けやすく、顎関節に歪みや広がりを引き起こします。その影響が顎を通して側頭筋に波及し、頬骨が横に広がっていきます。

これは生徒にもよく言ってますが、
お客様の顎の動きを見て、この四つの筋肉の「どこがどう悪くなって、どう影響しているか。」これが完全に理解できて、矯正のスタートラインに立つことができます。

次は顔の歪みをガチ解説していきます。

それでは。