症状に対する施術回数の目安：2023年11月28日｜オフィストシキナス(OFFICE TOSHIKI NASU)のブログ

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投稿日：2023-11-28 17:13:42.0

症状に対する施術回数の目安: こんにちは。
虎ノ門ヒルズの鍼灸院【OFFICE TOSHIKI NASU】です。
今日は【症状に対する施術回数の目安】について書いていきたいと思います。

さて、子供の頃、校庭で転んで膝から血が出たことありますか？
あの頃、かさぶたが出来ても直ぐに治ったのは何故か考えたことはあるでしょうか？

回復すると皮膚がきれいに再生していましたよね。
それなのに年を重ねると傷がなかなかきれいにならない。

その理由は代謝にあることが分かっているそうです。
子供は、日ごろ運動しない大人よりも有酸素代謝を多く使っているため早く回復するとのこと。

つまり大人でも運動を習慣化している人は回復が促され、何もしていない人は回復がスムーズではないということになります。

ただし有酸素運動も高強度でおこなうと活性酸素を増やしてしまい免疫機能の低下や老化に繋がるので丁度良いレベルでの運動が必要です。

さて、症状に対する施術回数の目安の前に病気を治す「自然治癒力」のサイクルをご紹介させていただきます。
・皮膚は約28日
・赤血球は約120日
・肝臓の細胞は約150日
・筋肉は約200日
・骨は約3年

病気や怪我はこのサイクルを元に回復するのです。
そしてストレス、睡眠、食生活、運動、排泄といった個人差によって前後します。

では施術回数の目安ですが、ぎっくり腰・背中や寝違えなどは2～3回で済みます。
慢性腰痛、膝痛は5～6回、早い時で1回で終わることもあります。
しかし自律神経や内臓などの症状は5回以上かかるでしょう。

一般的に1回目に身体の良い変化がみられ、2回目には身体が楽な状態が数日間続くようになり、3回目では1週間くらい続くなどですが、過去のダイエット、大病、糖尿病、などによって変化量に差が生じます。

誰もが施術を受けることで回復に向けて右肩のぼりということはなく施術効果は72時間程度です。
その効果の減弱の幅を少なくするには2回目、3回目の施術を早い段階で受けることで減弱は防がれて回復が促されます。

このような考えを元に施術の頻度や期間を決めるよ良いでしょう。
ただし、継続して健康管理をおこなっている人は回復力や持続力に差が生じます。
日ごろからのケアを大切にすることが大切であることが分かっていますから、ぜひケアすることを習慣化してみてください。