消化の火のお話：2023年9月11日｜アヌクローシャのブログ

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アヌクローシャのブログ

プライベート

投稿日：2023-09-11 22:24:52.0

消化の火のお話: こんにちは。アーユルヴェーダ・アヌクローシャです。

健康のためにも「腹八分」がいいのは分かっていても、たまに食べ過ぎちゃったり、重いものを食べたりして「あ～、やっちゃったな」ってこと、たまにありますね。友人との食事も楽しく食べたいので自分にあれダメこれダメ言わず、「いいね～、食べよう！」ってなります。

食後に胃が重くなったりガスで膨満感があるなって時、わたしはフェンネルやアジョワンをお茶にして飲むと、わりとすぐに楽になることが多いです。

フェンネルは細長い形をしたスパイスで、ウイキョウ（茴香）と言う和名があります。
アーユルヴェーダでは全てのドーシャを下げ、アグニ（消化の火）を強めお腹のガスをとるスパイスです。よくインド料理屋さんのレジの横に並んでいるので皆さんも見たことがあるかもしれません。（たまにカラフルなシュガーコーティングされているものもあります）

アジョワンもお腹のガスやアーマ消化不良のある時に使用すると整腸作用があり、呼吸器系にも良いので喘息の方にもおすすめです。

また、クミン、フェンネル、コリアンダーの3つを軽く炒ってお茶にしたものも、とてもバランスの良いスパイスティーで美味しいです。

どちらか一方で飲むことの方が多いですが、先日はフェンネルとアジョワンの2種を空炒りしお茶にしたものを飲みました。味の好みや効果を感じるかどうかはもちろん個人差があるのですが、私は重い消化不良感が軽減しました。

こんな感じで、アーユルヴェーダでは自分の消化の状態をよく観察し、大切に扱っていきます。お腹の中の大事な火をちょうど良い塩梅に保つことをとっても大事にします。この火のことを「消化の火（アグニ）」と呼びます。

アーユルヴェーダ的なスパイスのとり方のおかげで、わたしはもう何年も薬を飲まずに不調を軽くすることができていますよ。

サロンではスパイス講座もリクエスト開催していますので、ぜひ、HPをチェックしてみてくださいね。

＊フェンネルは母乳の出を促進するため授乳期の方にもおすすめされますが、アジョワンは収斂作用があるため念の為妊娠中はお控えください。