オスグットについて：2024年10月10日｜むさし鍼灸整骨院諫早院のブログ

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投稿日：2024-10-10 09:02:08.0

オスグットについて: 今回は『オスグッド』についてです。
・痛みで正座ができない
・膝のお皿の下が突出してきた
・膝のお皿の下が赤く腫れ、熱を持っている
・運動を休むと痛みが無くなる
・ジャンプした時に膝に痛みが出る
このような症状に心当たりはありませんか？

「オスグッド」は１０～１５歳の成長期のお子さんが、ジャンプやボールを蹴るスポーツをし過ぎると発生します。
太ももの前の筋肉（大腿四頭筋）は膝のお皿を通り、腱となりスネ（脛骨）に付着します。
膝を伸ばす度に腱が腓骨を引っ張るので、柔らかい成長軟骨が剥がれてお皿の下が隆起していきます。

《オスグッドの症状》
オスグッドは、膝に痛みや腫れが生じることが多く、膝下に突起物ができる特徴があります。
正座をすることが難しくなったり、膝を動かし難くなるなどの症状もあります。
腫れとともに熱も帯びるため、気怠さも感じやすくなります。

オスグッドは成長痛と勘違いされやすい病気なのですが、膝下にできる突起物はオスグッド特有の症状で、成長痛かどうかの判断材料にすることができます。
そして、、運動後に痛みが引くのが成長痛で、長く続く場合はオスグッドと言われるので、それらもひとつの判断材料になります。

オスグッドは成長期の一過性の病気で、成長が終了すると多くは治癒しますが、太ももの筋肉（大腿四頭筋）の柔軟性がないまま過度な運動を行っていることで、症状改善に時間がかかってしまいます。
オスグッドの痛み等の症状が出ている時期は、運動を控えることが大切です。
症状を悪化させないためにも、ストレッチや運動後の冷却・温め、マッサージを行いましょう

当院では、初回の問診時に整形外科的検査を元に、症状を判断していきます。
症状に応じて、可動域の向上・筋力の強化・負傷した骨や筋力・腱の再生を図る為の特殊電気での施術などで、症状の回復を図っていきます。
特殊電気の通電によって、反応点への「手技療法」や深部筋・腱へのアプローチ・疼痛緩和を目的に「鍼灸施術」を行っていきます。
鍼灸治療は行っていないこともございますので、事前にご確認下さい。