すべり症について：2024年11月6日｜むさし鍼灸整骨院諫早院のブログ

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投稿日：2024-11-06 14:09:18.0

すべり症について: 「すべり症」について
□ 慢性的な腰痛がある
□ お尻から足にかけてしびれがある
□ 腰を反らすと痛む
□「坐骨神経痛じゃない？」と周囲に言われる
□ 長く歩けない

こんな症状、ありませんか？「すべり症」は特に中高年の方に多く見られる腰のトラブルです。

腰椎すべり症の原因と症状
「腰椎すべり症」は、背骨の腰椎（腰の骨）が通常の位置から前後にずれることで発症します。腰椎にはお尻や足に通じる神経が走っており、この神経が通るトンネル部分を「脊柱管」と言います。腰椎がずれると脊柱管が狭くなり、その中を通る神経が圧迫されて、腰からお尻、そして足にかけての痛みやしびれを引き起こします。

すべり症は自然に治るの？
すべり症は、自然に治ることはほとんどありません。むしろ放っておくと、痛みやしびれが強くなり、歩行が難しくなる可能性もあるため、早めにケアすることが大切です。症状の進行を防ぐためには、腰や腹部の筋肉を鍛えて腰を安定させることが重要になります。

すべり症の予防・対策は？
腰の骨がズレないようにするには、腰やお腹の筋肉（体幹）を強化し、腰椎をしっかり支えられるようにすることが効果的です。筋力が強まると、腰にかかる負担が減り、すべり症の進行が防げるとされています。一般的な治療には、コルセットで腰を固定したり、ブロック注射で痛みを和らげたり、場合によっては外科手術が選択されることもあります。

当院での治療方法
当院では、まず姿勢分析や整形外科的な検査を行い、患者様の症状の進行度を確認します。膝・腰・骨盤の位置や、歩き方の癖を見て、患者様に合った治療プランをご提案します。治療では、腰の奥にあるインナーマッスル（深層筋）が硬くなっている方が多いため、「ハイボルト」という特殊な電流を使って筋肉を緩め、血流を良くして痛みを和らげていきます。また、血流の改善には鍼灸治療も効果的で、硬くなった筋肉をほぐし、血行を促進します。さらに、腰を支えるための筋肉を鍛える「楽トレ」という機械を使い、腰椎がこれ以上ずれないようにサポートすることも行っています。こうしたケアを継続することで、症状の悪化を防ぎ、体の負担を減らしていきます。