自律神経とは？：2023年11月28日｜イクコスパ巣鴨店(IKUKO SPA)のブログ

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投稿日：2023-11-28 17:15:13.0

自律神経とは？: 今日は『自律神経』についてお話をしたいと思います。

皆さんも一度は聞いたことがあるかと思うのですが、この自律神経というのは、
私たちの意思とは関係なく、生命活動を維持するために24時間365日、休むことなく働き続けています。

心臓や血管の動き・呼吸・消化の働き・体温調節など、いずれも人間が生きていくには欠かせない機能の数々です。
血圧を自分で自在にコントロールしたり、消化管の動きを止めたり、汗を出したり止めたりして体温を操ることはできませんよね。

これらの基本的には、自分の意思では自由にできない機能を、私たちが起きている間も寝ている間も全く無意識のうちにコントロールしてくれているのが自律神経です。

この自律神経には、２つの神経があります。
１つ目が、緊張、興奮、活動的な時に優位になる『交感神経』
２つ目が、リラックス状態の時に優位になる『副交感神経』

この交感神経と副交感神経は、真逆の機能を持ちながら、まるでシーソーのように互いにバランスを取りつつ身体の機能を司っています。

交感神経が優位になると、呼吸や脈が早くなり、血管は収縮し血圧は上がり、精神面では常に緊張状態となります。

一方、副交感神経は逆で、呼吸や脈は深くゆっくりとしたものになり、血管は弛緩し血圧は下がり、消化液の分泌や吸収、排泄などの一連の動きを進めます。
精神面ではぐっすり眠れるなど、緊張が緩んだ状態となります。

このように私達の体の中には常に２種類の自律神経が働いています。

一見、交感神経必要なくない？と思う方もいるかもしれませんが、決してそうではありません。

確かにこの現代社会では、ほとんどの人がストレスや緊張で交感神経が常に優位状態です。
ですが、これぞという場面や集中したいところ、活動的になりたいところで副交感神経が優位になってしまっていると、ダラダラしてしまったり、なんだかやる気が出ないと動きにくい状態になってしまいます。

交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキの役割と思っていただくと想像しやすいかもしれません。

活動的なお昼には交感神経、お休みの夜には副交感神経。
この２つの自律神経が１日の中でメリハリの良いリズムで働いている状態が、健康的な毎日を送るのに必要となります。

次回は、自律神経を整えるのに必要なことなどをお話しできればと思います^ ^