疲れない生活とは？頭痛・肩こり・腰痛…　その1：2023年12月22日｜北都整骨院のブログ

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投稿日：2023-12-22 15:44:12.0

疲れない生活とは？頭痛・肩こり・腰痛…　その1: 日頃より、皆様の肩こり・腰痛など身近な症状を解決するお手伝いをさせていただいておりますと、すぐに気づくことがあります。

簡単なこと過ぎて見逃しがちなことなのですが、
家の中でも仕事でも、≪毎日、同じ動きしかしていない≫
ということです。

【なぜ同じ動きだけではダメなのか？】
これは《筋疲労と筋出力》という意味での筋肉と、それをつかさどる神経の《伝達経路》の二つの要因が関係します。
毎日同じ動きしかしないということは、同じ筋肉と同じ神経しか活動していないということです。
これでは同じ部位にしか負荷がかからないので、その部位の筋肉に疲労が蓄積し、自分が思っている筋出力が出せていない可能性が高いです。（50％の力を出しているつもりでも30％程度しか筋力が発揮できていない。など）

【筋出力低下による弊害】
ご年配の方がすり足で歩いて、ほんの少しの段差に躓く場面に出くわしたことはないでしょうか？
あれは足のつま先が上がっていないので、段差を乗り越えられないために起こっていることなのですが、本人は楽をしようとしてつま先を上げていないのではなく、一生懸命「上げているつもり」なのです。
ですが筋出力が低下したことによって本人のイメージとは違う動きになっている…。

例として解りやすいご年配の歩行を挙げましたが、これは年齢関係なく起こりうることです。
私たちは自分で思っているほど自在に自分の体を動かせていないのです。

【神経の伝達効率の低下】
筋肉は使い過ぎで弱っていましたが、もう一方の神経はどうでしょうか？
こちらは疲労で弱るというよりも、長く使われていない神経の伝達効率が低下していることの方が問題となることが多いようです。

例えば、私は趣味で筋トレを行うのですが、久しぶりに行う種目では感覚を取り戻すのに数セットかかります。
また他の例では、数年ぶりに自転車に乗った時などは、しばらく思ったように運転操作できないといったことを経験された方がいるのではないでしょうか？

これは長く使われず、伝達効率低下を起こしている神経経路に突然入力が入ることで起こる、意思と実際の筋出力（及び動作の巧緻性、滑らかさ）の差異による違和感だと考えられます。

これも毎日同じ動きしかしていなければ起こりうる弊害ですよね。

次回は、これらを解決する方法をお伝えいたします。