鍼施術の種類や方法、適応症状について：2024年6月12日｜高見鍼灸院接骨院のブログ

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投稿日：2024-06-12 21:43:51.0

鍼施術の種類や方法、適応症状について: 本日は鍼施術についてです。
鍼施術は様々な施術方法があります。
その中でも今回は置鍼術、単刺術についてお話しします。

まずは置鍼術についてです。
画像の通り、刺した鍼をそのまま数分置いておくことを置鍼術といいます。
この施術方法は鍼治療の経験の浅い方や、症状が身体の表面に強く出ている場合に用いることが多いです。施術者によって様々ですが、日々の施術の中で私の施術方法も進化しております。
以前はあまり用いることは無かったのですが、近頃は一定の症状に対しは後に解説する単刺術よりも効果的だと実感出来ているので、度々使う施術方法の一つです。慢性腰痛や坐骨神経痛、自律神経症状、頑固な首肩こり、内科疾患など多くの症状に効果が期待できます。
また、美容鍼のような顔の皮膚に対する刺激についても、置鍼術が多く用いられております。
次に単刺術についてです。
単刺術とは鍼を刺してから、鍼を置かずにそのまま抜くといった施術方法です。
この施術方法はただ単に刺すだけでは無く、目標の深さまで達した際に軽い刺激を与えたりもします。
その深さや角度、鍼の太さなどの判断が非常に大切だと私は考えております。
この施術方法は、根本的な原因が深い部分にある場合や細かい神経、薄い筋肉に対する刺激によく使用します。当然施術者によって様々なのですが、私の施術はこの単刺術によって多くの症状を改善させてきました。主に頸椎や腰椎由来の神経症状や頑固な首の痛み、首肩こり、頭痛、眼精疲労など様々な症状に対応しております。

現在は置鍼術と単刺術をバランスよく使い分けて、皆様のお身体に無理の無い施術を常に心がけております。
初めて施術を受ける方も、以前から通院されている方も、一度意識して施術を受けてみて下さい。
結構面白いと思います。ただただ鍼を打っているだけでは無く、頭を常にフル回転させて施術をしていることにも気付いてもらえたらと思います。笑

ではでは長くなりましたが、ちょっとマニアックなお話でした。
またの投稿お楽しみに。