歩く時、腰が左右に振れてしまうのはなぜ？：2024年10月18日｜こきゅう南青山のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2024-10-18 16:17:58.0

歩く時、腰が左右に振れてしまうのはなぜ？: 老若男女問わず歩行時に骨盤、分かりやすくいうならお尻が左右に振れている方を多く見かけます。
これはお尻まわり、特に中殿筋という筋肉が上手く使えていないもしくは筋力低下のサインです!!
中殿筋は簡単にいうと骨盤から太ももの筋肉についている筋肉で、お尻の大部分を占める大殿筋より小さいですが、骨盤の安定性を保ってくれる”コルセット”のような筋肉です。
ですので、歩行時にこの筋肉が使えていないと骨盤が安定せず左右に揺れ、また安定しないため歩行速度が遅くなります。また安定性が崩れることで腰痛や股関節痛にも繋がります。
中殿筋の筋力低下の原因としては
・運動不足...お仕事などで長時間座位でいることが多い方は、股関節周りの筋肉が使われる機会が少なくなるため、特に注意です。

・筋の不均衡...日常生活やスポーツで特定の動きや片方だけ多く使っていると、筋肉に左右差が生じて不均衡になる事があります。例えば一方向への動きが多かったり、片方の足に体重が乗りやすかったり、です。運動をしているから大丈夫!!というわけではないのです。

・姿勢不良...特に骨盤の位置が正しく保たれていないと、中殿筋の働きが制限されるため弱体化しやすくなります。

・股関節の異常...股関節の炎症や、変形性股関節症などの疾患があると、痛みや可動域制限によって中殿筋が適切に使われなくなります。また弱くなると股関節の安定性が低下し、症状がさらに悪化するという悪循環に繋がる可能性があります。

他にも・怪我や手術後の影響・加齢などの要因も考えられます。
年齢や性別に関係なく、日頃から意識して”使っていく”また”使えるように”していくことがたいせつになります。
今回は歩行にちなんだお話ですが、動けているから気が付かないだけで、
身体の異変は小さなところからサインを送ってくれています。是非ご自身の身体の動かし方も、観察してみてはいかがでしょうか？(^_-)-☆

次回は中殿筋の簡単なトレーニングとほぐし方をご紹介します♪

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