鍼灸ブログ/何かをする時に手が強張る、痙攣する：2025年3月29日｜アルケル鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2025-03-29 08:14:12.0

鍼灸ブログ/何かをする時に手が強張る、痙攣する: 100歳まで笑顔で歩ける身体をサポートする！
福岡市南区塩原のアルケル鍼灸整骨院、鍼灸師の浅子です
フォーカル・ディストニア
局所性ジストニア
表記の揺らぎはありますが、不随意運動を主体とする神経疾患です
要するに身体が上手く動かなくなる疾患です

私達治療家が学校で習うものだと、書痙　というものがありました
字を沢山書く人がなる職業病のようなもので、
手がふるえてミミズのような字になってしまったり、反対の手で支えないと字が書けない、異常に力が入り腕、肩、首が凝る、張ってツラいなど

現在このフォーカル・ディストニアで調べると音楽家、アーティストの方の疾患として多く出てきます
ピアノやドラム、ギターをする方が演奏の際に特定の指が動かなくなったり、動かすのに時間がかかりリズムが不正確になる、他の指や腕がつられて動くなどです
演奏時には起こるけど、日常生活では問題がない
または例えばピアノを弾く時には出現するが、ピアノを弾く真似なら出ないなんて事もあるようです

発症の要因としては
正確な運動を繰り返し行う事
精神的ストレス(演奏による緊張など)
そして性格、と言われております

治療の仕方としては、これが必ず効く！というものはまだ見つかっていません

基本的には痙攣や筋肉の痛みを緩和、減弱させるのが一般的です
薬物療法やボツリヌス療法、
副作用が激しい、薬物療法が効きづらい場合外科手術が取られる事もあります(脳の一部を焼く、電気を流すなど)

鍼灸、東洋医学を用いる場合は筋肉の凝り、張りには通常の肩凝りや頚部痛と同じ方法論を使います
同時に痙攣や、性格、心身の緊張を含めた全体を整えるやり方を用いますが、これはその時の患者さんの脈やお腹の硬さを考慮して行います

もし苦しんでいるなら、鍼やお灸を試してみるのも良い事です
まずはご相談ください
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