健康のためにやるべきこと　Part4：2024年5月25日｜ワンプラス(OnePlus+)のブログ

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投稿日：2024-05-25 13:25:20.0

健康のためにやるべきこと　Part4: こんにちわ。
初夏の気持ち良い週末を迎えた福岡です。

このシリーズも第四弾となりました。今回は、小麦です。

・小麦などに含まれるグルテンは、グルテニンとグリアジンから成り、水を吸収して網目状につながったもので、うどんやパスタ、パン等のもちもち感を出している物質。この粘り気、もちもち感が腸の繊毛にくっつき、蠕動運動を阻害し多くの不調を起こします。
・グルテンは、分解されにくいタンパク質の一種で、人口の5～8%は、体がグルテンに過敏に
　反応してしまい、お腹の調子が悪くなるなどの症状がみられます。
　また、グルテンは、鶏卵、カゼイン（乳製品）に次ぐ、第三位のアレルギー物質。
　IgEアレルギー(即時型)だけではなく、IgGアレルギー(遅延型)の原因にもなります。
　日々知らず知らずのうちにアレルギー食品を摂取すると、体調不良などの問題を起こして
　しまいます。
・リーキーガット症候群（腸漏れ症候群）
　グルテンは分解されにくい構造であり、未消化のまま腸の粘膜に傷をつけ、炎症を起こします。
　健康な人もグルテンを摂りつづけることで次第に腸に穴があき、アレルギーの原因となる
　アレルゲンや化学物質や重金属などの有害物質を体内に入れてしまいます。
　本来体内に侵入するはずのない、有害な物質が血液を通り、細胞に到達し、様々な
　アレルギー反応や自己免疫疾患が起こります。原因不明の自己免疫疾患や不定愁訴は、
　グルテンによる腸の炎症が原因であることがわかっています。
・健康な人にもカンジタ菌という常在菌が存在し、少量であれば何も問題はありませんが、
　カンジタ菌が増えてくることで、腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が優位になります。
　カンジタ菌の影響で腸内環境が崩れ、炎症を引き起こし、便秘や下痢、免疫不全、眠気や体の
　だるさ、過食（甘いものへの欲求）、肌荒れ等、多くの不定愁訴の原因となります。
　また、カンジタ菌はリーキーガット症候群の原因にもなります。
・小腸の炎症により、栄養素が吸収できなくなる重度の栄養障害の病、セリアック病の原因でも
　あります。貧血や骨粗しょう症・発達遅延・精神障害・下痢・頭痛・湿疹・不妊など様々な問題を
　引き起こします。
　セリアック病は生まれつきとも限らず、ある程度成人になってからでもグルテンの摂取をきっかけに
　引き起こされてしまうこともあります。