今回は『ばね指』について【南風台/肩こり】：2024年5月10日｜むさし鍼灸整骨院南風台院のブログ

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投稿日：2024-05-10 16:30:20.0

今回は『ばね指』について【南風台/肩こり】: みなさんこんにちは☆

今回は『ばね指』について
□指の曲げ伸ばしで痛みがある
□指をスムーズに曲げたり伸ばしたりできない
□指に腫れや熱感がある
□抑えると痛みがある
□湿布をしていても痛みが引かない

心当たりはありませんか？

ばね指は、手のひら側の指の付け根の腱の通り道に、『腱鞘』と呼ばれるものがあり、これは、腱が浮き上がらないようにするためのベルトのような役割をしていて、指をスムーズに動かせる構造になっています。
この腱鞘と腱の間で炎症が起こると、指の動きのスムーズさが失われてしまいます。
いわゆる指の腱鞘炎のような状態です。
『ばね指』と呼ばれる理由は、スムーズさが失われた部分を通過した時に急に指が伸びる「ばね現象」が起こることがあるためです。

ばね指の症状は、最初のうちは手のひら側に痛みが出るだけですが、症状が進んでいくと「ばね現象」が出現するようになり、さらに進むと自力では指の曲げ伸ばしが全くできなくなり、日常生活に影響を及ぼすようになります。

ばね指は、更年期や妊娠・出産後の女性に多く見られ、この時期の女性は加齢によって筋力低下や骨粗しょう症・閉経などのホルモンバランスの変化により、腱や腱鞘が弱くなっていることで傷みやすくなり、ばね指になりやすいのです。

ばね指は指の使い過ぎによって起こるので、スポーツをしている方や主婦の方は日常的に指をよく使うので、腱の炎症が治まらず繰り返してしまいます。
一般的には、湿布などで炎症が起こっている部分を冷やし、指を安静にすることが大切です。
意識的に安静にすることが難しい場合は、装具を使って強制的に動かさないようにすることもあります。
装具をしてもすぐに改善するわけではなく、長い時間装具をつけることになり、日常生活にも影響が出ます。
炎症が酷い場合は、ステロイド注射を行うこともあります。

当院では、炎症をいち早く抑えるために特殊な電気治療ハイボルトを使用します。
また、肘から手首の血流を改善するために手技や鍼灸治療を行い自己治癒力を高めます。
鍼灸治療は行っていない院もございます。

ばね指になってしまう原因は多数あり、指だけが原因だけでないこともあります。
同じ症状を繰り返さないため、姿勢矯正を行い骨格の歪みにもアプローチしていきます。

お気軽にご相談ください。