今回は『梨状筋症候群』について【南風台/肩こり】：2024年5月22日｜むさし鍼灸整骨院南風台院のブログ

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投稿日：2024-05-22 10:16:34.0

今回は『梨状筋症候群』について【南風台/肩こり】: みなさんこんにちは☆

今回は『梨状筋症候群』についてです。
□太もも裏・ふくらはぎ・足先に痺れが起こる
□座っていると悪化することが多い
□腰を前屈させると、足の痺れが強くなる
□長時間座りっぱなしや運転が辛い
□腰痛から解放されてスポーツをしたい
心当たりはありませんか？

梨状筋はお尻の深いところにある筋肉で、その下を坐骨神経が通っています。
その梨状筋が硬くなったり、緊張したりすることで坐骨神経を圧迫し、症状を引き起こす病態を【梨状筋症候群】と呼び、坐骨神経痛を引き起こす原因の一つとして知られています。

症状としては、お尻の外側辺りに痛みがあり、太ももの後面にかけて痺れが出ます。
長く座っていると症状は強くなり、歩くと楽になることもあります。
草むしりなどの中腰やゴルフなどのスポーツ・長時間の運転など、梨状筋に負担のかかるような事で起こりやすいです。

発生原因として考えられるのは、臀部打撲や股関節捻挫・ぎっくり腰から腰痛が慢性化した場合・スポーツや仕事などのストレスがかかる・怪我・長時間の座位による圧迫など非常に多岐にわたります。
デスクワークなどで暫く椅子に座っていることで、お尻の尖った部分(坐骨部)が痛み、大腿部の後ろが引きつれるように痛むようになることもあります。

梨状筋は骨盤周囲のインナーマッスルなので、表面からのマッサージでは筋肉の硬さに届きません。
日常生活やスポーツの姿勢で負担がかかり過ぎたことによって引き起こされることもある為、筋肉の硬さを取り除いて、骨盤と股関節の安定をさせる事が必要になります。
自分で改善させようとすると、継続的に臀部や太ももの前後の筋肉・股関節のストレッチを行う必要があります。
一般的には保存療法として、梨状筋に対する局所麻酔やステロイド注射で、異常な筋緊張亢進や腫脹の抑制をします。
保存療法でも改善が見られない場合は、手術を検討することもあります。

当院では、硬くなっている臀部・大腿部・股関節周囲の筋肉に対して手技を行い、手技では届かない梨状筋に対しては鍼灸治療やハイボルトを行います。
鍼灸治療は行っていない院もございます。
骨盤と股関節のバランスを調整して、梨状筋に負担のかからない状態をトムソン矯正で作り、楽トレで骨盤を支えるインナーマッスルを鍛えていきます。

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