耳の鍼治療（耳閉感、耳鳴り、頭位めまい症、難聴）：2024年10月7日｜さいとう治療院新百合ヶ丘のブログ

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投稿日：2024-10-07 15:18:33.0

耳の鍼治療（耳閉感、耳鳴り、頭位めまい症、難聴）: 耳の症状にはさまざまなものがあり、耳閉感（耳が詰まった感じ）、耳鳴り（耳の中で音が鳴る感じ）、頭位めまい症（体の位置を変えるとめまいが生じる症状）、そして難聴（聴力が低下する症状）などがあります。これらの症状に対して、ツボや鍼治療（はりちりょう）が役立つことがあります。以下、それぞれの症状に関連するツボや鍼治療についてご紹介します。

1. 耳閉感と耳鳴り

・耳門（じもん）: 耳の前にあるツボで、耳の症状を緩和するのに有効とされています。
・翳風（えいふう）: 耳の後ろにあるツボで、耳鳴りや耳の不調を和らげる効果が期待されます。

鍼治療:
耳の周辺のツボに鍼を刺すことで、耳周辺の血行を改善し、耳鳴りや耳閉感の緩和に効果があるとされています。特にストレスや緊張が原因の耳鳴りに対してはリラックス効果も期待できます。

2. 頭位めまい症

・風池（ふうち）: 首の後ろにあるツボで、めまいや頭痛を緩和するのに使われます。
・百会（ひゃくえ）: 頭のてっぺんにあるツボで、全身のバランスを整える効果があります。

鍼治療:
めまいに対しては、鍼治療が自律神経を整え、内耳の機能を調整するのに役立つとされています。特に、頭部や首の周りのツボを刺激することで、血流の改善や筋肉の緊張緩和が期待できます。

3. 難聴

・聴会（ちょうかい）: 耳の前にあるツボで、難聴や耳鳴りの緩和に効果的です。
・合谷（ごうこく）: 手の親指と人差し指の間にあるツボで、耳や目の症状に広く使用されます。

鍼治療:
難聴に対しては、耳周辺のツボを刺激することで、内耳の血流を改善し、聴力回復を目指す治療が行われます。突発性難聴など、急性の症状には早期の治療が効果的と言われています。

鍼治療は、全身の気の流れを整え、耳の症状だけでなく、全体的な体調の改善にも役立つとされています。症状に合わせた適切な治療を受けることで、耳の不調が軽減されることが期待できます。

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