“寝れば治る”が通用しなくなった日：2025年4月15日｜メディコナガテ日本橋人形町(medico Nagate)のブログ

medico Nagate 日本橋人形町【整体・ストレッチ・トレーニング】

メディコナガテ　ニホンバシニンギョウチョウ　セイタイ・ストレッチ・トレーニング

リラク
整体・カイロ
エステ

スマート支払いOK

スマート支払いの詳細を見る

東京都中央区日本橋富沢町５－３ I・B日本橋ビル４０２　
人形町駅徒歩3分 / 馬喰町徒歩5分 / 小伝馬町徒歩6分 / 水天宮徒歩6分

メディコナガテ日本橋人形町(medico Nagate)のブログ

ビューティー

投稿日：2025-04-15 12:32:59.0

“寝れば治る”が通用しなくなった日: あれ？と思ったのは、たぶん32歳のときだった。

夜しっかり寝たのに、朝から身体が重い。
コーヒーを飲んでも頭がすっきりしないし、肩や背中がじわじわ痛い。
寝不足だったわけでも、体調を崩していたわけでもないのに、なんとなく調子が戻らない。

昔なら、寝れば治っていた。
多少の無理も、翌朝にはリセットできていた。
でもその日は、なぜかそれができなかった。

たまたまだろうと思っていた。
何度も同じような朝が訪れるうちに、私は気づき始めた。
「あ、もう、あの頃の自分とは違うんだ」って。

30代って不思議な時期だと思う。

仕事も楽しいし、がんばれる。
でも、体のほうが少しずつ先に“変化”を始めている。

それは、劇的なものではなくて、
少し疲れやすくなったり、
生理のリズムが変わったり、
なんでもない動作でギックリ腰になったり――
ほんのわずかな「違和感」として、表れてくる。

最初はそれを見なかったふりをする。
「疲れてるだけ」
「今週忙しかったから」
そうやって理由をつけて、スルーしてしまう。

でもその“見て見ぬふり”が、積み重なる。
そしてある日、「もうダメかも」と思うような大きな壁になって立ちはだかる。

年齢を重ねるって、体力が落ちることだけじゃない。
それよりも、無理が効かなくなることなんだと思う。

以前なら、力技で押し切れていた。
不調を引きずっても、気合いで乗り越えていた。
でも今は、それができなくなっている。

じゃあ、もうだめなのか？っていうと、そんなことはなくて。
むしろ、それが新しいフェーズに入ったサインなのかもしれない。

ここからは、「寝れば治る」じゃなく、
「どうやって疲れをためないか」「どうしたら回復しやすい体になるか」を、
じっくり考えていく時間なんだと思う。

「もう歳だから」とあきらめる必要もない。

ただ、自分の体とちゃんと向き合って、
“今の自分”に合ったやり方を見つけていく。

私は、あの朝の違和感を、
これからの自分の生き方を変えるちいさな分岐点だったと思っている。

あのとき気づけてよかった。
今なら、心からそう思える。

あなたにも、そんな日があったでしょうか？

もし今がその最中なら、どうかその声を無視しないで。
それは「壊れそう」という危機ではなくて、
「変わる準備ができたよ」というサインかもしれません。