[広背筋とは？]：2024年7月28日｜ダブルボディ和歌山店(W body)のブログ

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投稿日：2024-07-28 13:23:50.0

[広背筋とは？]: WBody和歌山店です！

今回は「広背筋」についてお話ししていきます！

広背筋とは、背中の中央部から下部(脊柱、腸骨稜、下部の肋骨、そして肩甲骨の下角から起こり、上腕骨の小結節稜に停止)にかけて広がる大きな筋肉です。肩関節の動きや姿勢の維持に重要な役割を果たします。

○役割について

・肩関節の内転
腕を身体側に引き寄せる動きです。例えば、物を持ち上げて引き寄せる動作などで使われます。

・肩関節の伸展
腕を後方に引く動きです。水泳のクロールや、ロウイング運動（ボート漕ぎ動作）などで広背筋が活躍します。

・肩関節の内旋
腕を内側に回す動きです。例えば、胸の前で腕を交差させる動作などが含まれます。

・体幹の安定化と姿勢の維持
広背筋は、上半身の安定化に寄与し、良い姿勢を保つために重要です。日常生活のあらゆる動作で、体幹の安定を助けます。

・呼吸の補助
深呼吸時には、広背筋が肋骨を引き下げることで呼吸を補助することがあります。特に強く息を吐くときに働きます。

○機能が悪くなることで起こる症状

・肩関節の可動域の制限
広背筋が弱化または硬直すると、肩関節の内転、伸展、内旋などの動作が制限され、腕を自由に動かしづらくなります。

・姿勢の悪化
広背筋が弱くなると、上半身の安定性が低下し、猫背や肩が前に出るような悪い姿勢を助長することがあります。これは、慢性的な背中や首の痛みを引き起こす原因にもなります。

・背中や肩の痛み
広背筋の筋力低下や過度の緊張は、背中や肩周辺の痛みを引き起こすことがあります。特に、肩甲骨の周りに痛みが集中することが多いです。

・運動パフォーマンスの低下
広背筋が正常に機能しないと、プルアップ、ロウイング、スイミングなどの引き寄せる動作が難しくなり、スポーツやフィットネスのパフォーマンスが低下します。

・呼吸困難
広背筋は呼吸を補助する役割もあるため、機能不全があると深呼吸がしづらくなり、息苦しさを感じることがあります。

・上肢の疲労感や脱力感
広背筋の機能が低下すると、腕を上げたり引き寄せたりする動作で過剰な疲労感や脱力感を感じることがあります。

日々の生活で酷使した筋肉をぼくし、姿勢を整えてより良い日常生活を過ごしましょう！