[長腓骨筋とは？]：2024年8月12日｜ダブルボディ和歌山店(W body)のブログ

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投稿日：2024-08-12 17:23:51.0

[長腓骨筋とは？]: WBody和歌山店です！

今回は「長腓骨筋」についてお話ししていきます！

長腓骨筋（ちょうひこつきん）は、下肢にある重要な筋肉の一つです。
腓骨の上部および脛骨間膜から始まり、第1中足骨と内側楔状骨の底まで付着します。

○役割について

・足首の外反
長腓骨筋は足首を外側に向かって回す動き（外反）を助けます。これにより、足のバランスを取るのに重要な役割を果たします。

・足底の屈曲
足底屈曲とは、足の底を下に向ける動きです。長腓骨筋はこの動きをサポートし、歩行やランニング、ジャンプなどの際に足を地面に押し付ける力を強化します。

・足のアーチの維持
長腓骨筋は足の内側の縦アーチを維持するのに貢献します。アーチが正常に機能することで、歩行時の衝撃を吸収し、足の安定性を保つことができます。

・足の回内制御
長腓骨筋は足の過剰な回内（内側への転倒）を防ぐ役割も持っています。これにより、歩行や走行中の安定性を向上させ、怪我のリスクを減少させます。

○機能が悪くなることで起こる症状

・足首の不安定感
長腓骨筋が弱くなると、足首の安定性が低下し、捻挫をしやすくなります。特に外反捻挫のリスクが高まります。

・足のアーチの低下
長腓骨筋が十分に機能しないと、足の内側の縦アーチが崩れやすくなります。これにより、偏平足（フラットフット）や足底筋膜炎などの問題が発生することがあります。

・足や足首の痛み
長腓骨筋の過剰使用や損傷により、足首や足の外側に痛みが生じることがあります。また、炎症や腱炎が発生することもあります。

・歩行やランニングの困難
長腓骨筋の機能低下は、歩行やランニング時の効率を低下させ、疲労感を増大させる可能性があります。特に長距離の移動やスポーツ活動でのパフォーマンスが低下することがあります。

・バランスの低下
長腓骨筋はプロプリオセプション（身体の位置感覚）に重要な役割を果たすため、その機能が低下するとバランス感覚が悪化し、転倒のリスクが高まります。

・二次的な筋肉や関節の問題
長腓骨筋の機能不全が続くと、他の筋肉や関節に過剰な負担がかかることがあります。これにより、膝や腰、背中などに痛みや障害が発生することがあります。

日々の生活で酷使した筋肉をぼくし、姿勢を整えてより良い日常生活を過ごしましょう！