[長掌筋とは？]：2024年8月18日｜ダブルボディ和歌山店(W body)のブログ

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投稿日：2024-08-18 12:08:38.0

[長掌筋とは？]: WBody和歌山店です！

今回は「長掌筋」についてお話ししていきます！

長掌筋は、前腕にある細長い筋肉で、腕橈骨筋や尺側手根屈筋などとともに、前腕の屈筋群の一部です。
長掌筋の起始は上腕骨の内側上顆にあり、そこから手首に向かって走行し、手根腱膜に付着します。

○役割について

・手首の屈曲
長掌筋は、手首を曲げる（屈曲させる）動作に寄与します。他の屈筋と協力して、手首を内側に引き寄せる動きをサポートします。

・手根腱膜の緊張
長掌筋は手根腱膜（手のひらの筋膜）に付着しており、手のひらを広げたり閉じたりする際に、手根腱膜を引っ張って緊張させます。これにより、手のひらの皮膚や筋膜がしっかりと支えられ、グリップ力が向上します。

・補助的な役割
長掌筋は他の前腕の筋肉と協力して、手や指の動作を補助します。ただし、長掌筋が欠如していても他の筋肉がその役割を補うため、日常生活にはほとんど影響がありません。

○機能が悪くなることで起こる症状

・手首の屈曲力の低下
長掌筋が手首の屈曲に寄与しているため、その機能が低下すると手首を曲げる力が弱くなることがあります。ただし、他の筋肉が補助するため、劇的な低下は通常ありません。

・手のひらの緊張感の減少
長掌筋は手根腱膜を緊張させる役割もあるため、その機能が低下すると手のひらの皮膚や筋膜が緩く感じられることがあります。

・腱の痛みや炎症
長掌筋が損傷すると、腱炎や腱の痛みが生じることがあります。これにより、手首や前腕に痛みや不快感が現れることがあります。

・疲労感
長掌筋が機能しない場合、他の筋肉がその役割を補おうとするため、前腕や手の他の部分が疲れやすくなることがあります。

・軽度の握力低下
長掌筋が手根腱膜を支持する役割を持っているため、その機能が低下すると、わずかに握力が低下することがあります。

日々の生活で酷使した筋肉をぼくし、姿勢を整えてより良い日常生活を過ごしましょう！