ふくらはぎと足の関節：2025年5月18日｜Rストレッチ二条店のブログ

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投稿日：2025-05-18 21:02:19.0

ふくらはぎと足の関節: どうもRストレッチの宮川です！
ふくらはぎが張る、つる、重だるい
そんな悩みを抱える人は多いですが、「マッサージやストレッチをしても、なかなか改善しない…」という声もよく聞きます。
実は、ふくらはぎを緩めたいときにこそ注目すべき場所が、足の指や足の小さな関節なのです。

ふくらはぎは、大きく分けて

「腓腹筋」
「ヒラメ筋」

という二つの筋肉で構成されており、それらが合流して「アキレス腱」となり、かかとの骨（踵骨）に付着します。
ただし、ふくらはぎに関係する筋肉はこれだけではありません。
長趾屈筋・長母趾屈筋・後脛骨筋といった、足裏～足指にまで伸びている深層筋が存在します。
これらの筋肉は、ふくらはぎの深部から足底、さらに足の指にまでつながっているのです。

画像の青い部分がヒラメ筋、その横の大きい筋肉が腓腹筋

特に、足部には

「ショパール関節（横足根関節）」
「リスフラン関節（中足骨と足根骨の連結）」
※青い部分が中足骨

など、細かな関節があります。
これらの関節は本来、微細な動きを通じて地面からの衝撃を吸収し、筋肉の緊張を調整する役割を担っています。
しかし、長時間の立ち仕事、硬い靴、足の使いすぎなどにより、これらの関節の動きが失われると、末端の筋が固まり、連動してふくらはぎまで硬直してしまうのです。

つまり、ふくらはぎの張りを根本から解消したい場合は、単にふくらはぎを揉むのではなく、足指や足裏を動かすことがとても重要です。

足指を1本ずつ丁寧に曲げ伸ばしする
足裏をゴルフボールでコロコロと刺激する
リスフラン関節を軽くモビリゼーションする

これだけでも驚くほどふくらはぎが柔らかくなるケースは多くあります。

足部は「身体の土台」。
その土台が固まっていては、上に乗っている構造（ふくらはぎ～骨盤～背骨）にも影響が出ます。
だからこそ、ふくらはぎに不調を感じたら「足をほぐす・動かす」ことを、まず最初にやってみてください。