非歯原性歯痛とは？：2024年11月7日｜代々木上原駅前整骨院のブログ

代々木上原駅前整骨院【整体/骨盤矯正】（旧：代々木上原駅前整骨院）

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投稿日：2024-11-07 15:21:27.0

非歯原性歯痛とは？: 非歯原性歯痛とは、虫歯や歯周病など、歯や歯周組織に明らかな問題がないにもかかわらず、歯やその周辺に痛みを感じる状態のことです。
歯だけでなく、顎や顔にも痛みが広がることがあります。

1. 筋・筋膜痛による歯痛
食いしばりや噛みしめ、歯ぎしりなど、上下の歯を持続的に接触させる癖が原因で、歯の周辺に痛みを感じることがあります。
実際に痛むのは咬筋や側頭筋などの筋肉や筋膜ですが、関連痛として歯に痛みが現れることがあります。

2. 神経障害性疼痛による歯痛
神経に障害が生じることで歯に痛みが生じる場合があり、三叉神経痛や帯状疱疹後神経痛が典型的な例です。

3. 神経血管性頭痛による歯痛
片頭痛や群発頭痛が原因で歯に痛みが広がることがあります。特に群発頭痛の場合、歯だけでなく顎関節にも痛みを感じることがあるため、頭痛と歯痛が同時に生じる場合は注意が必要です。

4. 上顎洞疾患による歯痛
鼻の副鼻腔の一部である上顎洞が炎症を起こすと、歯に関連痛が生じることがあります。上顎洞は上顎の歯に近いため、鼻炎や副鼻腔炎に関連する痛みが歯に伝わりやすいです。

5. 心臓疾患による歯痛
狭心症や心筋梗塞など、心臓の血流が悪くなることで歯に関連痛が生じることがあります。多くの場合、胸痛も伴いますが、歯痛のみが現れるケースもあるため、注意が必要です。

6. 精神的・心理的要因による歯痛
うつ病や不安症、ストレスなど心理的な要因が原因で、原因不明の歯痛が生じる場合もあります。心理的ストレスが体に影響を及ぼすことがあるため、ストレスが強い時期に歯痛が増す場合は、心のケアも視野に入れると良いでしょう。

7. 特発性歯痛
レントゲンなどの検査でも異常が認められないにもかかわらず、慢性的に痛みが続く原因不明の歯痛です。歯科治療を受けた後に発症するケースが多いとされています。

＜痛覚変調性疼痛も非歯原性歯痛の一種＞
これは脳の神経回路の変化が影響し、痛みが持続する状態で、慢性的な痛みが特徴です。不眠やうつ、味覚の異常を伴う場合もあるため、心理的な支援が有効です。

専門医での診断を
非歯原性歯痛は自己診断が難しく、まずは歯科医で歯の問題を除外し、必要であれば専門医の診察を受けることが大切です。痛みがあるのは体や心からのサインであり、放置せず適切な対処をしましょう。

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