【Q.鍼灸治療はどんな疾患や病態に効果があるの？】：2025年4月12日｜ヤドリ(yadori)のブログ

【リンパケア・美容鍼・よもぎ】吉備路鍼灸宿り -yadori-

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投稿日：2025-04-12 15:07:06.0

【Q.鍼灸治療はどんな疾患や病態に効果があるの？】: 疼痛をはじめとして特に自覚症状を軽減させる効果があります

何をもって鍼灸に「効果がある」とするのかは解釈に幅があります
施術対象が器質的疾患ではなく
【心身の機能的な不具合の改善について論じるのであればなおさら】です

試されていないがゆえに鍼灸に効果があるかどうか言及できない病態も多いです

【下記に示した症状・疾患以外についても，禁忌に該当しない病態であれば、鍼灸治療を試してみると案外自覚症状が軽減することは少なくありません】

1997年には米国 NIH が召集した鍼に関する合意形成パネル会議の声明の発表
・成人の術後および化学療法による嘔気・嘔吐
・歯科の術後痛
・妊娠悪阻

について「有望である」としています

・薬物中毒
・脳卒中後のリハビリテーション
・頭痛
・月経痛
・テニス肘
・線維筋痛症
・筋筋膜痛
・変形性関節症
・腰痛
・手根管症候群
・喘息

について「補助療法として有用，あるいは包括的患者管理計画に組み込める可能性がある」と記載

鍼灸に肯定的な結論、推奨、あるいは記述がされている症状・疾患（2021）

【コクラン・レビュー】
緊張型頭痛
片頭痛予防（薬物療法と比較して）
術後の嘔気・嘔吐
前立腺炎の症状軽減
慢性腰痛
産痛軽減
線維筋痛症（通常治療と比較して）
骨盤位妊娠（灸）

【国内の診療ガイドライン】
慢性疼痛
片頭痛予防・緊張型頭痛
線維筋痛症の疼痛・こわばり他
がん化学療法・放射線療法に伴う
嘔気
過敏性腸症候群
産痛緩和，陣痛促進
ジストニア
乳がん内分泌療法によるホットフラッシュ
睡眠障害
COPDなど非がん性呼吸器疾患の呼吸困難の軽減

【UpToDate】
慢性疼痛
術後の嘔気・嘔吐
化学療法による気
歯痛を含む急性疼痛
頭痛
慢性閉塞性肺疾患（COPD）
季節性アレルギー性鼻炎
更年期のホットフラッシュ
急性麦粒腫
がん性疼痛

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