鍼灸～腸活～：2025年4月17日｜キズシンキュウ(KIZU SHINKYU)のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2025-04-17 10:00:42.0

鍼灸～腸活～: よく聞く言葉「腸活」。
皆様も何度も耳にしているのではないでしょうか。

胃腸は、食物の栄養を消化・吸収して、活動するエネルギーを作り出す、いわば元気の要となる臓器。
ところが、気候の変化や生活習慣に影響されやすいとてもデリケートな臓器でもあります。

腸の働きが弱くなると、腸内に悪玉菌が増えやすくなります。
悪玉菌が増えると、おならや便、身体のにおいを臭くする他、肌荒れや免疫力低下などを引き起こす原因になります。
また、ホルモンの分泌にも影響を与え、“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンの分泌を抑制します。
すると、疲れやすい、イライラする、やる気が出ないといった症状をもたらし、メンタル面にも大きな影響を与えるのです。

悪玉菌の増殖を防ぐには、腸内の善玉菌を増やすことが肝心！
善玉菌は、食物に含まれている水溶性食物繊維を主なエサにして増えます。
腸内には約７割が存在するといわれる免疫細胞。
その細胞を活性化させ、免疫機能を正常に整える働きが善玉菌にはあります。
セロトニンの分泌を促し、メンタルを安定させる効果も！

ポイントの1つは、「水溶性食物繊維」！
食物繊維がお腹にいいことは皆さんご存じですよね。

食物繊維といっても不溶性と水溶性の2種類があり、不溶性は便を形づくるという点から必要なものですが、善玉菌はあまり好物ではありません。
一方、水溶性は善玉菌のエサとなり善玉菌の増殖を助けますから、水溶性食物繊維の方を積極的にとるよう意識しましょう。
腸活というと、とかく食事ばかりに目がいきがちですが、腸の動きを促すことも重要です。
悪いものをスムーズに出して、良いものが育ちやすい環境を作るためには、食物を腸の先へ先へと送り出す蠕動（ぜんどう）運動が大切。
その蠕動運動は、自律神経が乱れることによって、動きが悪くなることもあります。

そこで登場するのが、鍼灸治療！
鍼灸は自律神経のバランスを整えることで、特に副交感神経を活性化し、腸の蠕動運動をサポートします。
結果として、鍼灸は消化不良や便秘などの腸関連の問題を効果的に緩和する治療法として機能します。

ぜひ、腸活の一環として、鍼灸治療を候補にいれてみてくださいね！

鍼灸師　齋藤