その吐き気、めまいは肩こりが原因かも？：2025年5月3日｜キヅキ鍼灸整体スタジオ(KIZUKI鍼灸整体スタジオ)のブログ

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投稿日：2025-05-03 22:33:22.0

その吐き気、めまいは肩こりが原因かも？: 『頸部の緊張が引き起こす不調のメカニズム』眩暈や肩凝りの関係性

「肩がガチガチに凝り固まって、重たい、気持ち悪くなる…」多くの方が経験する肩こりですが、その影響は肩や首の痛みだけにとどまらないことがあります。
特に、首の筋肉の緊張と肩の上部にある僧帽筋の血行不良は、意外なことに吐き気やめまいといった不快な症状を引き起こすことがあるのです。

なぜ頸部の緊張と肩こりで吐き気やめまいが？

その鍵を握るのは、首の深層にある筋肉や神経、そして自律神経系の働きです。

筋緊張性頭痛との関連: 長時間同じ姿勢での作業やストレスにより、首や肩の筋肉が過度に緊張すると、筋緊張性頭痛を引き起こしやすくなります。この頭痛は、頭全体や後頭部にかけて締め付けられるような鈍痛が特徴ですが、首の筋肉の緊張が平衡感覚に関わる神経や血管を圧迫することで、めまいを伴うことがあります。

頸性めまい（けいせいめまい）の可能性:
慢性的な肩こりは、首の筋肉にも大きな負担をかけ、頸性めまいを引き起こすことがあります。首の筋肉の過緊張や可動域制限は、平衡感覚を司る内耳や脳への情報伝達を阻害し、その結果、回転性ではないフワフワとしためまいや、立ちくらみ、さらには吐き気を伴うことがあるのです。

自律神経の乱れと迷走神経の関与:

首や肩の筋肉の緊張は、自律神経の中でも特に迷走神経に影響を与えることがあります。迷走神経は、脳から内臓まで広がる重要な神経で、消化器系の働きや心拍数などを調整しています。
首の筋肉の緊張が迷走神経を圧迫したり、その働きを阻害したりすると、胃腸の不調を引き起こし、吐き気や食欲不振などの症状が現れることがあります。また、自律神経全体のバランスが乱れることで、血圧の変動が起こりやすくなり、めまいを感じることもあります。

血行不良による影響: 僧帽筋上部繊維の鬱血や血行不良は、周囲の組織への酸素や栄養の供給を滞らせ、老廃物の蓄積を招きます。これにより、筋肉だけでなく、周囲の神経も過敏になり、頭痛やめまいを引き起こす可能性があります。

放置せずにケアを！まずは一度ご相談くださいませ(^-^)

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