つばさはりきゅう院のブログ
サロンのNEWS
投稿日:2025-09-25 15:42:40.0
- アトピーに対する鍼灸施術について
- 先日、アトピーの肌荒れの改善を期待して美容鍼施術をされた方のビフォー・アフターについてブログを書きましたが、本日は東洋医学的に見たアトピーについてお話しします。
〇東洋医学では、アトピー性皮膚炎は単なる皮膚の病気ではなく、体内の『気・血・水』のバランスの乱れや、五臓六腑の機能不全が皮膚に症状としてあらわれたものと考えます。
〇アトピーの症状を引き起こす要素としては『湿・熱・風・燥・於血』が複雑に絡み合って起こっているものととらえています。細かく話すと・・・
・湿(しつ):身体の余計な水分や老廃物で、炎症がジュクジュクしたり水泡の原因になります。食生活や消化機能の低下が関係してきます。
・熱(ねつ):身体にこもった余計な熱が炎症を引き起こし、赤らみやかゆみを強くします。刺激物や脂っこい食事、ストレスなどが原因とされています。
・風(ふう):東洋医学でいう「風邪(ふうじゃ)」の一種で、かゆみの症状を風のようにあちこち移動させると考えられます。
・燥(そう):身体の潤い不足が皮膚の乾燥を引き起こし、かゆみやカサつきの原因となります。
・於血(おけつ):血液の流れが悪くなり、老廃物が滞った状態です。慢性化して皮膚の色が暗くなる原因となります。
〇続いて、アトピーと関連の深い臓腑としては『肺・脾・腎・肝』があります。
・肺(はい):東洋医学では「肺は皮毛(ひもう)を主る(つかさどる)」とされ、肺の機能が皮膚の状態を左右すると考えます。肺の機能が弱まると、皮膚のバリア機能が低下します
・脾(ひ):消化吸収を担う臓腑で、身体に栄養を運び、水分代謝を調整する役割があります。脾の働きが低下すると『湿』がたまりやすくなり、皮膚症状を悪化させます。
・腎(じん):身体の水分や体温調節、免疫などに関わります。先天的な体質や加齢による腎の機能低下が、アトピーの慢性化に関係することがあります。
・肝(かん):ストレスなど精神的な影響を受けやすく、気の巡りを調整します。肝の機能が滞ると「肝鬱(かんうつ)」となり、イライラやかゆみの増悪につながることがあります。
鍼灸ではこれらに対し、五臓六腑の働きを整えるツボや『気・血・水』の巡りを改善する経穴(けいけつ)俗にいうツボに刺激を与えることで身体のバランスを調整し、炎症を抑え悪化させない体質作りをしていきます。

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