ダイエット研究所のブログ
サロンのNEWS
投稿日：2025-11-10 11:00:53.0
- 日本は運動より病院？
- こんにちは、トレーナーのゴリ所長です。
体調が悪くなると「まず病院に行く」という人、実はとても多いです。
一方で、「予防のために運動をしよう」と考える人はまだまだ少数派。
この違いには、日本の文化・教育・社会構造が深く関係しているんです。
理由1：日本の医療制度が“受けやすい”
日本は世界でも珍しい「国民皆保険制度」を持っています。
誰でも安い自己負担で病院に行けるため、
ちょっとした不調でもすぐに受診できる環境
が整っています。
その結果、
「困ったら運動」よりも「困ったら病院」という思考が根づいているんです。
たとえば：
肩こり → 整形外科
疲労 → 内科
頭痛 → 薬局で鎮痛剤
実はどれも、「血流の悪さ」や「筋力不足」が原因であることが多いのに、
“根本解決”ではなく“対処”で済ませがちなんです。
理由2：教育の中で「運動＝スポーツ」という認識
日本の学校教育では、運動は「体育＝競技」として教えられてきました。
つまり、
「うまくできないと恥ずかしい」
「運動は得意な人がやるもの」
という意識が強く、健康維持のための運動としての習慣が根づいていません。
欧米では「Exercise＝健康の一部」
日本では「Sports＝部活動・競技」
この意識の差が、社会人になってからの運動習慣の差につながっています。
理由3：運動より“薬”で治そうとする文化
日本は「薬で治す」「我慢して頑張る」文化が根強いです。
そのため、
・ 体調を崩したら → 病院で薬
・不調の原因を探すより → 対処してまた働く
というサイクルになりがち。
でも実際は、
慢性的な疲れ
肩こり
腰痛
むくみ
ストレス
これらの多くは、軽い運動や姿勢改善で根本から良くなるものなんです。
理由4：運動の「即効性」が感じにくい
薬を飲めばすぐ楽になる――
でも、運動の効果は“少しずつ積み上がる”もの。
日本人は「短期的な効果」に価値を感じやすいため、
すぐに結果が出る薬や治療に頼りやすい傾向があります。
1日10分のウォーキングでも、3ヶ月続ければ血流・代謝・自律神経が劇的に改善します。
理由5：周りの人が運動していない
日本では「健康＝個人の努力」と考える人が多く、
職場や家庭で“運動を生活の一部にしている人”がまだ少ないです。
つまり、環境的にも運動が“当たり前”になっていないんです。
ダイエット研究所 ゴリ所長
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