気が付かない最悪とは？：2025年4月10日｜エステティックセラピープレマ(PREMA)のブログ

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投稿日：2025-04-10 14:29:37.0

気が付かない最悪とは？: よかったら参考に。

親鸞聖人が悪人と指した対象は、

犯罪者は論外であり、
親鸞聖人が指す悪人は、悪行、善行という基準ではない。
それは仏教的な悪人を指すが
「自分だけ」の欲望に執着する人が悪人である。
この悪人には、自己中心的な思考だけに「執着する」人も入る。

すると、阿弥陀如来様は、
そのような、「自分だけ」の欲望に執着する人や、
自己中心的な思考だけに「執着する」人は、
そのまま死んでしまうと、
大変に気の毒で可哀想なことになる。
だから、そういう悪人たちを、何としても助けたい。
（生きているうちに心を綺麗にしておくことが大事）
（あの世での反省のほうがメチャ大変なんです）
（生きてるときに困難があるほどいいんです）
（生きてるうちに業の解消ができるとあとで楽です）
だから、大変に気の毒で可哀想なことになる、
と言っています。

生きている人は、
自分のことしか考えない
ワレ良し人間ばかりだから、
それが、そんな悪いことだと誰も思ってもいません。
ところが、阿弥陀如来様は、
「うわあっ、それは大変だ！
そんなワレ良しのお前が非常に心配で気の毒だっ！」
「気の毒なお前を、何とかして救いたい！」
というのが、
阿弥陀如来様の本願、最大の願いなのです。

つまり人が、ワレ良しを改心することなく、
それに「執着」するというのが
仏教的な大罪、極悪人なのです。
釈尊が言われたことも、
この世に生まれ出たならば、何事にも執着するな、流しなさい。
仏教の目的は、悪い執着を無くすこと。
これが輪廻転生に
最大の悪影響を起こすと示唆されたことと一致します。

ワレ良しが、それほどの大犯罪だと生きる人は認識していません。
人間は、自分で認識をしていない最悪が有るということです。

阿弥陀如来様が、血相を変えるほどの、
仏教的な大罪は、
「自分だけ」の欲望に執着する人。
自己中心的な思考だけに「執着する」人。

これに注意をしながら、
素直な心境を意識して生活していれば大丈夫！
という、お話しでした。