緊急事態宣言の中、改めて皆様にお伝えしたいこと：2020年4月21日｜アルストロメリアのブログ

鍼灸院アルストロメリア

シンキュウイン　アルストロメリア

即時予約OK

ポイント加盟店

リラク
整体・カイロ
エステ
鍼灸

大阪府大阪市阿倍野区松崎町３-6-47　ロードスメーシオン201号
各線天王寺駅　徒歩６分

アルストロメリアのブログ

サロンのNEWS

投稿日：2020-04-21 13:57:38.0

緊急事態宣言の中、改めて皆様にお伝えしたいこと: それは「スペイン風邪」についてです。
皆様、ご存知だとは思いますが、改めて今、緊急事態宣言の必要性を再認識していただくことが出来ると私なりにまとめました。当時は第一次世界大戦中だったこともあり、情報が統制されておらず、様々な諸説があることをご理解下さい。
スペイン風邪

名前の由来
　第一次世界大戦時スペインが中立国だった為、大きく報じた（スペインが発生源ではない）

年代　　　　
　1918年1月～1920年12月(2年間)
　※第一次世界大戦時（1914年7月28日～1918年11月11日）に発生

ウィルス株　
　H1N1 亜型インフルエンザウイルス

規模　　　　
　推計　当時の世界の3分の1か、4分の1程度(5億人)が感染

死亡者数
　推計　1700万人～1億人
　※アメリカでは最初の年に平均寿命が約12歳低下

日本のデータ
　内務省衛生局編『流行性感冒』統計数値
　推計　感染者数2380万人、死亡者約39万人

収束
米ミズーリ州セントルイス市の対策
「学校閉鎖など人が密集する場を設けることを禁じ、患者には隔離措置を施した。」
その結果、感染率は30～50％低下、1週間の人口10万人あたりの死亡者数も最小だった。しかし死亡率の低下を受けて集会などの制限を解除した途端に、新たな集団感染が始まった。
対策は徹底的に、継続しなくては意味がない。

当時の日本の対策
　大正8年（1919年）　「流行性感冒予防心得」
　※内務省から抜粋、追記や現代語に訳しております

・流行り風邪はどうやって伝染するのか
流行り風邪は人から人へ伝染する病気です。風邪を引いた人が咳やくしゃみをすると、目にも見えない細やかな泡沫（ほうまつ）が3、4尺（約1ｍ）周囲に吹き飛ばされ、それを吸い込んだ者はこの病気になる。
・流行り風邪にかからないようにするためには
1、病人・病人らしい人・咳をする人に近付かない
2、沢山の人の集まっているところに行かない
3、人の集まっている場所や電車の中では必ず呼吸保護器（マスク）を装着、無ければ鼻、口をハンカチや手ぬぐいなどで覆う

当時、医療は乏しく、現在と同様ワクチンが無かったのです。しかし2年でほぼ収束しました。
何が言いたいのか？
私が言いたいことは、
今必要なことは「不安」「批判」「誹謗中傷」ではなく、
一人一人の「責任」「自覚」「思いやり」だと私は思います。
不要不急の外出を控えましょう。命を守るために！