どうしてニキビ跡はできるの？：2024年5月24日｜癒庵(ゆあん)のブログ

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投稿日：2024-05-24 10:50:40.0

どうしてニキビ跡はできるの？: ニキビ跡は、ニキビの炎症による色素沈着や、ニキビが治ったあとに残る瘢痕（傷跡）のことです。ニキビが悪化してしまうと、治ったあとにも跡が残ってしまうことがあります。

ニキビ跡の原因は大きく分けて『赤み』、『色素沈着』があります。

ニキビ跡の赤みは、ニキビの炎症により皮膚の内部にまでダメージが及んだことが原因です。
炎症を起こしたニキビは進行すると、肌の表面だけではなく、皮膚組織にまでダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けた肌は毛細血管を患部に集中させることで部分の補修を試み、血液が集中するためニキビの腫れは治まっても肌から赤みが消えないニキビ跡になります。
正常なお肌であればターンオーバーによって肌は修復され赤みが引いていきますが、肌の深部にまでダメージが及んでいるとターンオーバーが正常に行われずにニキビの赤みとして肌に蓄積されます。

色素沈着は、茶色いシミのようなものが肌に残っている状態で、
メラニン色素の生成と排泄のバランスが崩れてメラニン色素が肌に蓄積されることで発生します。
メラニン色素は、ホルモンバランスの乱れ、加齢、ストレスなどによっても生成されますが、主な原因は肌がダメージを受けることで発生します。
特に炎症性のニキビによるダメージは、メラニン色素の生成に加えて、生成されたメラニン色素を排出する肌のターンオーバーにも影響を与えてしまいます。
正常な肌状態であれば、生成されたメラニンはターンオーバーと共に肌の外へ押し出されてシミになることなく消えていきますが、ニキビによりダメージを受けた患部はターンオーバーが正常に行われずに生成したメラニンを外へ押し出せないことがあります。
押し出されなかったメラニンが肌へ徐々に増加していきシミのように見える色素沈着に繋がります。

ニキビ跡とは症状によって治療法が大きく異なります。
軽度であれば生活習慣や食生活を見直すことで改善することができます。

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