スキンケア検証 Vol1-6「間違いだらけの化粧品選び」：2015年12月15日｜メディスキン銀座芦屋店(MEDISKIN)のブログ

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投稿日：2015-12-15 11:05:23.0

スキンケア検証 Vol1-6「間違いだらけの化粧品選び」: スキンケア検証 Vol1-6

　「スキンケア負のスパイラル」につて

　今回もかずのすけ氏著書「間違いだらけの化粧品選び」第5章から転載します。

転載始まり

　化粧品の基本成分は第3章でも書いたように基本は「水」と「油」です。どの化粧品でも、ある程度水分や油分の補給はできるようになっています。美容成分が肌の奥まで浸透して細胞の生成を促進したり、できたしわを消し去るような力はありませんが、角質層に水分や油分を補給することは可能です。むしろ化粧品はほとんどこれしかできないのですが・・・・・。これらの化粧品を必要とするということは、多くの消費者の肌は慢性的な水分・油分不足になっているということになります。水分や油分が不足しているから、化粧品でその不足を補おうとすうるわけですね。

　さてここでみなさんに質問です。もしあなたが化粧品の会社を運営しているとしたら、どのような肌状態の人が多いと都合がよいと考えますか？たとえば、「肌の状態がとてもよいお客さん」と「肌が慢性的に乾燥していて水分や油分が不足しているお客さん」の2択であればどうでしょう。

　肌の状態がとてもよいお客さんは化粧品をほしがりません。だって必要ないからです。ですが、肌の状態のよくないお客さんは、化粧品で肌をきれいにしようとします。そのためには多少の出費などいとわない人もいるかもしれません。つまり、肌の調子がよくないお客さんが多くなると、それだけ化粧品メーカーは儲けやすくなると考えられます。

　ではもし、化粧品メーカーが消費者の肌を良くない状態にできるとしたらどうでしょう。お客さんは次々に水分や油分を補給する化粧品を欲しがります。みなさんが気づかないうちに肌の調子が悪くなり、保湿化粧品を買いたいと思わせることが、それは完璧なビジネスモデルではないでしょうか。

転載終わり

　以上のように、角質層のケアだけのために数種類の高額なスキンケアを揃えたところで、あまり意味がない、且つ、著者のように「消費者の肌を良くない状態にできる」のであれば、今までのスキンケアを見直す必要があるのではないでしょうか。当室の方針としても、出来る限り「オフスキンケア」をお客様に推奨しています。（「オフスキンケア」とは、かずのすけ氏が推奨する、時間とお金と手間をかけないケア）

　次回は、見直す「オフスキンケア」について

つづく