＊皮脂と油分の違い＊：2020年10月10日｜ルーチェ(Luce)のブログ

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投稿日：2020-10-10 14:21:37.0

＊皮脂と油分の違い＊: 本日は【皮脂と油分の違い】についてご紹介します。

肌診断を行うようになって、油分と皮脂量の測定が分けられていることに気づき、何が違うんだろうと思い調べてみました。

簡単に言うと、
常温で個体の物を【脂】液体の物を【油】という融点の違いなんだそうです。

私達の皮脂は【脂】で個体なので、過剰に分泌されると毛穴に詰まってしまいます。
皮脂とは皮脂腺から出る脂の事で、皮膚の表面に薄い膜を張ってくれて、花粉やバイ菌が通過するのを防ぐバリア機能の役割があります。
ただ、皮脂が毛穴に詰まると、ニキビ菌のエサになってしまいます。
なので適度な量は必要で、不足すると乾燥しトラブルも起こってしまいます。

大きく分けて脂質は4種類に分けられます。

★乾燥肌…油分・水分両方少ない
【特徴】キメは細かいけど浅く見えにくい状態

★脂性肌（オイリー肌）…油分・水分両方多い
【特徴】潤い・弾力はあるが、脂っぽくベタつく。キメは粗い。Tゾーンや頬の毛穴の開き、黒ずみ毛穴が目立つ。ファンデーションが崩れやすい。

★混合肌（インナードライ）…油分が多く、水分が少ない。
【特徴】比較的キメは粗い。部分的、もしくは全体的にカサカサ、ゴワゴワしている。Tゾーンや頬の毛穴の開きが目立つ。皮膚が硬く、ファンデーションが崩れやすい。

★普通肌…油分・水分のバランスがいい
【特徴】潤いにより適度なツヤがあり、なめらか。キメが整っていて柔らかい。ファンデーションのノリが良く、ヨレや崩れが気にならない。

皆さんはいかがでしたか？
肌診断で分析してみると、本人が思う肌質と全然違っていたという事が多々あります。

例えば、脂性肌だと思っていた人は殆ど混合肌の方が多く、水分不足を起こしていて、皮脂過剰に傾いているというケース。
更には、脂性肌だと思っていた方が実は乾燥肌だったという事もあります。
油水分のバランスが整った（普通肌）理想的なお肌の人は1割にも満たないのが現状です。

Luceでは、油分・水分・毛穴・色素・シワ・皮脂・角質を測定し、お客様の皮膚状態を総合的に分析して、グラフで結果をお伝えしています。
その上で、お店でのお手入れと、おうちでのホームケアのアドバイスをしていきますので、なかなか肌トラブルが改善しないという方はご相談くださいね。