フォアフット走法は良いのか？悪いのか？：2018年1月23日｜たくみカイロプラクティックのブログ

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投稿日：2018-01-23 22:56:37.0

フォアフット走法は良いのか？悪いのか？: 皆さんこんにちは。カイロプラクターでありアマチュアランナーのたくみです。

当店にはアマチュアランナーの方もたくさんお越しいただいております。

先日あるランナーの方から「フォアフット走法は良いんですか？」と質問を頂きました。
筋肉と骨格の専門家としてフォアフット走法は良いのか悪いのかを考えてみました。

フォアフット走法とは、着地の際につま先で着地することで、着地時間の軽減と下腿三頭筋による強い反発力を推進力に変えてより早く走る走法です。

確かにフォアフット走法をマスターすれば早く走れる可能性は高いと思います。しかし同時に下腿部・大腿部・膝関節・股関節に大きな負担がかかるのでケガのリスクが格段に高まると言えます。

僕の考えとしてはトップランナー（２時間２０分を切る）レベルじゃないとフォアフット走法は速く走れるメリットよりもケガのリスクが高まるデメリットのほうが大きいと思います。

サブ4やサブ3.5を目指す選手には使いこなせない高度なテクニックだということです。

日本人のプロ選手で「超エリート選手しか所属が許されない世界屈指のランニングチーム」ナイキ・オレゴン・プロジェクトにアジア人として初めて正式加入している大迫傑選手は日本人では珍しいフォアフット走法を使いこなす選手として有名ですがインタビューで「どうしたらフォアフット走法を実現できるのか」という質問にこう答えています。

「僕は走法といった細かいところは気にしない」

驚きの答えですよね・・・(^_^;)

つまりフォアフット走法とは意識して行うものではなく、自分がそのレベルに到達すれば自然と行うことなのではないでしょうか。

アマチュアランナーの皆さんは無理にフォアフット走法にすることで一時的にタイムが向上したとしても本番で42.195kmを走り切れなければ意味のないことなのです。

皆さん無理せず自分にあった方法でより良いタイムを目指しましょう！！

でも、世界のトップ選手の走りを見ているとあんな走りをしてみたいと憧れますよね(´∀｀)