注意！トラネキサム酸のリスク：2025年4月21日｜ムーンアンドアース(moon&earth)のブログ

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投稿日：2025-04-21 14:11:48.0

注意！トラネキサム酸のリスク: シミや肝斑に悩む方は、トラネキサム酸を内服したことがある方もいらっしゃるかと思います。
美白や肝斑（かんぱん）治療などでよく使用される成分ですが、使用には注意点やリスクもあります。

もともとトラネキサム酸は止血剤や抗炎症剤として医師の処方が必要な医療用医薬品でした。

ですが、肝斑（かんぱん）やシミに対する有効性が認められたことから、医師の管理下以外でも一定の条件下で使えるようになり、市販化が進みました。
現在では…
トラネキサム酸入りの飲み薬（第1類医薬品）
→ ドラッグストアやネットで、薬剤師の説明を受けて購入できます。

【ドラッグストアで手に入るトラネキサム酸の種類】
「トランシーノII」「トランシーノホワイトC」「ハイチオールCホワイティア」などが有名ですね。

【トラネキサム酸とは？】
元々は止血剤（血が止まりにくいときに使われる薬）として使われていたアミノ酸誘導体です。
炎症やアレルギー反応を抑える作用もあります。

【トラネキサム酸の主なリスク・副作用】
1. 血栓リスク（血が固まりやすくなる）
トラネキサム酸は血液を固まりやすくする作用があるため、**血栓症（脳梗塞・心筋梗塞・深部静脈血栓症など）のリスクがあります。

特に、以下の人は注意が必要です。

・血栓症の既往歴がある方
・妊娠中・出産直後の方
・ピルやホルモン治療を受けている方
・高齢者、長時間の座位（飛行機など）

胃腸症状
吐き気、食欲不振、胃の不快感などが報告されています。
まれにですが、胃腸出血の可能性も。

皮膚トラブル
アレルギー反応として、発疹やかゆみが出ることがあります。

過剰摂取のリスク
市販薬や化粧品、サプリなど複数の製品で同時に摂取・使用していると、知らないうちに過剰摂取になっていることも。
体内での蓄積リスクは低いとされますが、長期的に服用する場合は注意が必要です。

【注意したいポイント】
・トラネキサム酸は医薬品であり、長期使用の安全性は確立されていません。肝斑のために使う場合も、3ヶ月～6ヶ月を目安に。
・効果がない場合は中止を検討する事も大切。
・市販薬やサプリでの自己判断による使用は避けること
・妊婦・授乳中は医師の判断が必要。
・血栓リスクのある人は特に慎重に

身体に取り入れるものですから、もともとはどんな物なのか？
そしてリスクも理解し判断しましょう。