リンパはどんな働きをするの？part１：2019年1月8日｜リンパセラピールームモモリ(momori)のブログ

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投稿日：2019-01-08 01:43:12.0

リンパはどんな働きをするの？part１: 先日、お客様から「リンパってどんな働きをするの？」と質問がありました。

そうですよねー。リンパって知ってるようで知らないんです。

私は看護師で長年働いてきましたが、実は知らなかったんです！
リンパがこんなに大切だってこと…。
だって教科書では教えてくれないんです。

医師の教科書だってリンパについて書いているのは１ページか２ページなんだそうです。
実際医療リンパの講義に胸部外科のDrが一緒に学んでいたんですが、すごい難しいって言ってました。

だから知らないのは当たり前！なんです。

まず、リンパ管って全身に張り巡らされているって知ってました？

何となく、ここ（わきの下）とか、ここ（鎖骨あたり）にあるんでしょ？
って言われます。

まあ、当たらないでもないです。
”ここ”って言うのがリンパ節辺りを皆さん言われます。

でもリンパはリンパ節だけではなくて、そもそもリンパ管なるものが全身にあるんです。
リンパ管の始まりは皮膚の真皮から始まります。

何故リンパ管があるのか？どんな働きをするのか？

リンパ管は言うなれば下水管とも言われています。

肺でガス交換された酸素、胃や腸で取り込まれた栄養素。
それらを細胞一つ一つに運んでいるのが動脈です。

それらを動脈から細胞に届けるために血管から水分と一緒に細胞に運ばれます。
細胞からエネルギーの燃えカスとか、二酸化炭素とか、疲労物質とかと交換して静脈に帰ります。

でも静脈に帰らない10～20％の水がリンパへと流れて行きます。

血管は結構狭き門なんで、大きなものは通せません。
その点、リンパ管は大きなモノも通すので、タンパク質や細菌、ウイルスやがん細胞といったものも運びます。

リンパの最終地点は鎖骨あたりにある静脈角という地点で、結局は血液に流れていきます。

細菌やウイルス、がん細胞など血管に流れて行ったら嫌じゃないですか！？

そこはリンパ節が頑張ってくれているんです！！！

そこがリンパの流れを良くすると健康維持、しいては予防医学に繋がる由縁です。
是非とも知って頂きたい！しかし長くなるので次回に…(*_*;

最後まで読んで頂いてありがとうございます(^^)/~~~