その生理痛は骨盤底筋の締め過ぎにあった！？その１：2019年8月15日｜エポックボディープラス(EPoch Body +)のブログ

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投稿日：2019-08-15 20:13:00.0

その生理痛は骨盤底筋の締め過ぎにあった！？その１: 最近注目されている骨盤底筋。

骨盤底筋というと、生理との関係が頭に浮かびやすいですよね。
骨盤底筋がうまく機能すると生理不順の改善や生理痛の緩和にもつながります。
閉経後には、膣脱、子宮脱、尿漏れなどの問題に関わってきます。

それだけでなく、骨盤底筋は姿勢の保持にもとても重要な筋肉。
女性だけでなくもちろん男性にもとても大切な筋肉なんです。

世の女性の80％以上が生理痛を経験していると言われています。
下腹部の痛みだけでなく、頭痛や吐き気、倦怠感、イライラ、気分の落ち込みなど、身体的にも精神的にも様々な症状があります。
生理痛がひどくなると「寝込んで外に出られない」、「仕事ができない」、「家事ができない」、など日常生活にも大きな支障をきたしてきます。
生理痛はあることが当たり前ではありません。
痛みがあるということは、身体からの異変を知らせるサインでもなります。
きちんとコントロールすることで日常生活の質もあげて健やかな毎日が送れるようになります。

生理痛は、生理の時には要らなくなった子宮内膜が剥がされる時に痛み物質が分泌されることで生じます。
その際に子宮が収縮するのですが、子宮が硬いとうまく収縮できなくなってしまい、それによっても痛みが増強してしまいます。

その原因として、
・冷え
・下着や衣服による締め付け
・偏った食事やカフェインの取りすぎ
・喫煙
・骨盤のゆがみや骨盤周辺の柔軟性の不足
・子宮内膜症や子宮筋腫などの病気、ホルモン分泌の異常
などがあります。

生理痛の原因はそれだけではありません。
過度なダイエット、長時間の座り仕事で骨盤内の血行が悪くなり起こることもあります。　

骨盤ってすごく小さいですが生理の周期に併せて開いたり閉じたりを繰り返しています。
生理前～中は骨盤が開き、生理が終わるとともに骨盤は閉じていきます。
その開閉がうまくいかなくなることで骨盤周囲の血行も悪くなり、つらーい生理痛が起こってしまうのです。

最近はダイエットで流行っているのが「骨盤底筋を締める」という動き。

やたらめったら「締める」ことだけにフォーカスしてしまうと、実はそれが逆効果だったりもするのです。
また、その締める強さも強すぎてしまうとそれが子宮周りを硬くしてしまう要因にもなりえるのです。