【30代女性☆産後の腰背部痛と骨盤帯痛改善レポート】：2023年1月20日｜アキハ(AKIHA)のブログ

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投稿日：2023-01-20 08:03:11.0

【30代女性☆産後の腰背部痛と骨盤帯痛改善レポート】: みなさん、こんにちは♪

「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

身体の痛み治療のスペシャリスト
“認定徒手理学療法士”の齋藤賢一です。

今回ご紹介する症例は、
【30代の女性】で、2人目のご出産後から3ヶ月以上も続く腰や背中から骨盤にかけて広範囲の痛みにお悩みだったクライアント様です。

2年前の初産後も腰痛があったとのことでしたが、その時はこれほど痛みは続かず自然に治ったとのことでした。

授乳の姿勢保持が辛く、抱っこも長くは続かないと、育児でもとてもお困りのご様子でした。

『子供にも申し訳ないので早く治したい！』
との想いで、当サロンを受診していただきました。

身体機能評価では、
姿勢分析で、左肩下がりで骨盤は右側にシフトした非対称な立位姿勢となっていました。
背筋群は全体的に緊張し広範囲に圧痛所見が認められました。
骨盤も捻れて歪みがあり、体前屈の運動制限と後屈では腰痛が再現されました。

身体機能診断としては、
『骨盤の歪みと不良姿勢に伴う筋筋膜性の痛み』と判断することができました。

なぜこのような筋筋膜性の痛みを生じるのでしょうか？
その答えは授乳姿勢にあるかもしれません！？

あぐら姿勢で、
骨盤は後傾し、
背骨は丸まった状態で、
赤ちゃんを抱っこし、
巻き肩の状態が続く。

みなさんはいかがでしょうか？

このような姿勢が続くと、背筋は伸張され緊張した状態が続くため、筋硬結を引き起こします。
さらに、腰椎は屈曲位なので椎間板は圧迫され、腰が反れなくなってしまうために痛みにつながっていくという悪循環に陥ってしまいます。

徒手療法（マニュアルセラピー）によって、
腰背部の筋緊張を取り除き、骨盤のアライメントを整え、腰椎の伸展方向の可動性を引き出すことで、お悩みの痛みを全て取り除くことができました！

運動療法（エクササイズセラピー）として、
セルフケアと再発予防のためのストレッチをいくつか指導し、さらに授乳姿勢の注意点などもお伝えしました。

クライアント様より、
『痛みが改善して助かりました！。セルフケアの意識も身についたので、子育ての合間にストレッチをすることが習慣になりました♪』
と嬉しいご感想をいただきました。

産後の骨盤ケアは、当サロンにお任せくださいね！

理学療法士
齋藤賢一