【60代女性☆腰痛と神経痛にお悩みだった症例！】：2023年2月3日｜アキハ(AKIHA)のブログ

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投稿日：2023-02-03 08:06:52.0

【60代女性☆腰痛と神経痛にお悩みだった症例！】: みなさん、こんにちは♪

「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

身体の痛み治療のスペシャリスト
“認定徒手理学療法士”の齋藤賢一です。

今回ご紹介する症例は、
【60代の女性】で、腰痛や殿部痛・足（脚）の痺れにお悩みだったクライアント様です。
整形外科では「脊柱管狭窄症」と診断され、痛み止めのお薬と湿布が処方され、症状が改善しないようであれば手術が必要と言われていました。

立ちっぱなしでいたり、歩き続けていると、立っていられなくなるくらいの痛みが生じるとのことでした。

『手術をせずに治す方法はないのか！？』
との想いで当サロンを受診していただきました。

身体機能評価では、
骨盤が後傾したスウェイバックと呼ばれる立位姿勢となっており、背すじを真っ直ぐに立てるように姿勢を修正しようとすると強い痛みが生じました。
体幹の後屈や側屈動作は動きが極端に制限され、他動的にも腰椎の関節運動が硬く制限されていました。

身体機能診断としては、
『腰椎の運動機能障害と不良姿勢に伴う神経痛』と判断することができました。

教科書的には、
脊柱管狭窄症は歩行や立位保持で痛みを生じ、しゃがんだりかがんだりして腰を屈曲することで症状が緩和するとされています（脊柱管が開くため）。
逆に腰を反らせる伸展（後屈）方向は症状を増悪するため避けるように書いてあるものもあります。

臨床現場では教科書通りにはいきません。
逆に反らせることで症状が緩和することもあるのです！

本症例の場合は、
腰を反れなくなっていたために、骨盤が後傾した姿勢となってしまい、それが痛みや痺れに直結していました。

徒手療法（マニュアルセラピー）によって、
腰椎の伸展方向へのモビリティを引き出し、伸展可動域の拡大を図ることがとても効果的でした。

施術後の再評価では、
見違えるほどに姿勢が改善し、ほぼ正常な形で立てるようになりました！！
自覚的にも『腰がすごく軽くなって気持ちよく立てる♪』との変化を引き出せました。

同じような症状であっても、原因や身体機能障害は様々です。
ケースバイケースで、原因に合わせた施術が必要ということですね！

お悩みの方は、お早めにご相談くださいませ。

理学療法士
齋藤賢一