【50代男性☆雪かきでギックリ腰を発症！？】：2024年1月19日｜アキハ(AKIHA)のブログ

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投稿日：2024-01-19 08:37:16.0

【50代男性☆雪かきでギックリ腰を発症！？】: みなさん、こんにちは！

「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

身体の痛み治療のスペシャリスト
“認定徒手理学療法士”の齋藤賢一です。

今回ご紹介する症例は、
【50代の男性】で、ご自宅の除雪作業後に急性のギックリ腰を発症してしまったクライアント様です。

雪かき中は特に痛みを感じることはなかったということでしたが、１時間以上の作業後にコタツで休憩をして、トイレに行こうと立ち上がった瞬間にズキッとした強い痛みを生じ、しばらく動けなくなってしまったとのことでした。

似たような経験がある方もいるかもしれませんね！？

雪かき中の方がよっぽど負荷が掛かっていそうなのに何で？？
そう思われるかもしれません。

実は作業中よりも作業後のちょっとしたことで発症するケースの方が多いかもしれません！？

作業中の場合は、１回の重い負荷による発症。
（例：水分を多く含んだ雪の塊をスコップで持ち上げる）

作業後の場合は、負荷の“蓄積”による発症。
（例：かがんだり立ったりの反復での負荷の過重）

こんな風に考えられるかもしれません！！

雪かきの経験がある人は分かりますよね！？
かがんだり立ったりの繰り返しで、低い中腰の姿勢を取ったり、重い雪を持ち上げたりとかなりの重労働です。

その負荷は特に腰の椎間板に蓄積しやすいです。
雪かきによる負荷は、椎間板を圧迫する力が繰り返し加わり、本来は水分を多く含み弾性に富んだ椎間板が、水分が失われ硬い組織になってしまいます。
（水分が抜けて乾いたスポンジの状態）

コタツから立ち上がろうとした瞬間に、その硬くなった椎間板に急激に圧迫力が加わり、椎間板性のギックリ腰の発症につながるという訳です。

しかし、ご安心を！！
正しい姿勢や動き、身体の使い方ができていれば負荷を免荷できます！！

腰の屈伸を繰り返す姿勢や動きが椎間板への“負荷の蓄積”を引き起こします。

腰ではなく股関節の屈伸の力を使うことが大切なポイントです！！

ギックリ腰を治療して治すのは当たり前。
当サロンでは、治すだけではなく、再発予防のためにも運動療法を取り入れながら、その正しい姿勢や動きができるようにご指導もさせていただいております。

少しでも気になる方は、お早めにご相談くださいね♪

理学療法士
齋藤賢一