【60代女性☆歩くのも辛かった坐骨神経痛が改善♪】：2024年3月1日｜アキハ(AKIHA)のブログ

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投稿日：2024-03-01 08:37:45.0

【60代女性☆歩くのも辛かった坐骨神経痛が改善♪】: みなさん、こんにちは！

「マニュアルフィジオサロンあきは」のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

身体の痛み治療のスペシャリスト
認定徒手理学療法士の齋藤賢一です。

今回ご紹介する症例は、
【60代の女性】で、時々腰痛を感じていた所、1月の上旬から急に左の大腿後面にとても強い電撃痛を生じてしまったクライアント様です。

立っているのも辛く歩くことも困難になっていました。
腰を伸ばして立とうとすると強い痛みのために、前かがみの姿勢しか取れない状態でした。

『寝ていても辛くてしょっちゅう姿勢を変えないと寝ていられない』
と酷い症状にお悩みでした。

身体機能評価では、
左坐骨神経の神経伸張テストは陽性で、大腿後面に強い神経痛が再現されました。
腰部の神経根にも強い圧痛を生じ、腰椎運動では全方向で痛みと可動域制限を生じていました。

身体機能診断としては、
『腰椎の運動機能障害に付随する坐骨神経痛』と判断することができました。

このような症例の場合にまず考えるべきことは、、、
“攻めるか？逃げるか？”
です。

積極的に動きを引き出す“攻め”の施術か？
少しでも痛みの緩和する方策を立ててまずは“逃げる”か？

本症例の場合は、
耐え難いほどの強い痛みに、
睡眠障害を伴うほどの痛み、
立位や歩行も困難な状態、
と過敏性と重症度がとても高い状態でした。

この過敏性と重症度の判断を見誤ると、良くなるどころか悪化させてしまう可能性もあります！？

以上のことより、
まずは“逃げ”の方策が得策であると判断し施術をプランニングしました。

どの姿勢でどのような施術が効果的か！？
左横向きの左側臥位が最も痛みの和らぐ姿勢で、
その姿勢で腰椎を屈曲するとさらに痛みが軽減し、
さらに第5腰椎の頭側への滑りの施術で痛みが0になりました！！

安静にしていても24時間持続していた痛みが、一時的であったとしても0になったという事実がとても大切です！！

どのようなメカニズムで痛みが増悪したり軽減するのか！？
それを身をもって体感していただくことがこれからの過程においてとても大切で、
痛みが0になったという事実にクライアント様も安堵されていました♪

一定の期間の中で、“逃げ”から“攻め”へと転換し、痛みを根本原因から改善できた症例でした。