いのうえんち第77弾　「父のぶっ飛んだ買い物」その3：2024年2月8日｜ここもむのブログ

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投稿日：2024-02-08 11:19:41.0

いのうえんち第77弾　「父のぶっ飛んだ買い物」その3: ある夏に私が小学校6年生の時のクラスの仲間が集まる同窓会があり、その時は私の家から歩いてすぐの所にある明治公園でバーベキューをする事になった。
明治公園にはバーベキューコーナーがあり、そこでバーベキューをするという事になったのだ。
炭に火をつけて中学生になった私達が必死に火を起こそうとしてた時に、父が様子を見に来た。
私達の様子を見て父は「あ～駄目だ駄目だ。ちょっと待ってろ。」と言って家に戻ると、例の火炎放射器を持ってきた。
そして、その火炎放射器で炭に火を放った。
すると、団扇で仰ぐよりも断然早く、瞬く間に炭に火が付いた。
すると仲間の数人が「おじさんスゲー！」と囃し立てる。
父は自慢げに、どうだ！と言わんばかりに・・・さぞ気持ち良かったんだろう。
どこの世界にバーベキューに火炎放射器持ってくる奴がいるのか。
子供達のやる事をじっと見てはいられないのか。
まあ、しゃしゃり出ていきたいのだ。
優越感に浸りたいのだ。
まあ、やらせとけ・・・

そして、私が通っていた光洋中学校では健脚大会という面倒臭い行事があった。
マラソン大会とは違って、ただただ長い距離を歩くという、行事だ。
その距離は根室にある青少年センターという場所から納沙布岬まで、約25キロを歩くという物だ。
ただこの行事はゴールさえしたら、バスに乗って家に帰っていいという行事で、生徒の中には25キロをの道のりを歩かず、走り切り、午前中にはバスに乗って帰る奴も数人いた。
中学三年になった私は、今年で最後だし走ってみようかと思い、その年は全て走り切ってゴールした。
すると、夜には太もも辺りが筋肉痛で歩くのも辛い状況になった。
それを見た父は、良いのがあると言い、寝る前に私の太ももに薬というには大きいチューブの塗り薬を塗った。
父が言うには塗り薬タイプの湿布薬であり、そして本来これは人間用ではなく馬用の塗り薬で強力な物らしい。
そんな物をどこで手に入れたのか・・・
まあ、太ももは凄いスースーする・・・
そのまま寝付いたが、しばらくすると太ももがとんでもなく熱くなった。
その熱さに耐えられず、母に熱くて寝られん事を伝えた。
見てみると私の太ももは火傷を負って赤く腫れていたので、すぐに水で洗い流した。
母は父に「あんた馬鹿じゃないの！！」って説教していた。
おわり