私のあたらしい趣味：2024年4月3日｜イーノンシャンタンのブログ

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プライベート

投稿日：2024-04-03 10:25:13.0

私のあたらしい趣味: ４月になると、何か新しいことを始めたくなります。
そこで、落語というものに触れてみようかなと思いました。
今まで古臭い話っていうイメージがあって
なんか落語というものが好きになれないでいました。

誰の落語を聞くか、やっぱりこの人しかいない。
立川志の輔ですね。
演目は何がいいか、とりあえずこの２つを選びました。
「歓喜の歌」「大河への道」
両方とも志の輔さんが作った新作落語が映画化されたものです。
「歓喜の歌」は落語の音声で、「大河への道」はアマプラで
映画を観ました。
両方とも良かったですね。逆のパターン
「歓喜の歌」を映画で見たくなって「大河への道」
は落語で聞いてみたくなりました。

立川志の輔さんのことを調べてみると
改めてすごい落語家さんだって言うことがわかりました。
今いる落語家で新作落語が映画化されるというのは
志の輔さんが初めてだと思います。しかも２本もです。
三遊亭圓朝の「牡丹灯籠」は映画になってますね。
そのくらい凄いことです。
「歓喜の歌」「大河への道」もいずれ古典落語となって
次世代の落語家に語り継がれるのは間違いないでしょう。

志の輔さんが立川談志に弟子入りしたのは２９歳の時で
しかも富山、地方出身というのはかなり異質です。
前座、二つ目を経験して真打になるのに、
ふつう１３～１５年かかるのですが、志の輔さんは
７年でなっています。落語協会に入ってないからなのかも
しれませんが、異例の速さです。
落語の天才、春風亭小朝さんは１５歳で入門、２４歳で真打、
１０年で真打になった時は３６人抜きと言われました。
真打になった年は志の輔さんの方がだいぶ遅いのですが
この二人は同い年で、ライバルだと言われています。

弟子入りして３週間後、談志は落語協会を脱退
立川一門は寄席に出られなくなります。
落語をする場合、自分で会場を借りたり、お客さんを
集めたりしないといけないわけです。
そうやって年間１５０以上の独演会を志の輔さんは
続けてきたというのはやっぱりすごいです。

立川談志という人を師匠に選んだことがすべて今に
繋がっているという気がします。
それだけ立川談志という落語家がすごいんですね。

「立川流の最高傑作」、立川談志が認めた落語家です。
もっと多くの演目を聞いてみたいし、
志の輔さんの富山公演も、是非行ってみたいと思います。