ジンゲロールとショウガオール：2020年11月30日｜リフライズ(Refrise)のブログ

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投稿日：2020-11-30 21:12:15.0

ジンゲロールとショウガオール: 皆さんこんにちは！リフライズ昭島店の清永です。
最近は冷え込むことも増えてきましたね。
冬が近づいてるこの時期に今回は心強い味方になってくれる食材を紹介したいと思います。
その食材とは・・・「生姜」です。
生姜には「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分があります。

基本的に、”生”の時には「ジンゲロール」が、”加熱・乾燥”させた時は「ショウガオール」が多く含まれています。
ジンゲロールは熱や乾燥に非常に弱いため、加熱(80~100℃くらい)や乾燥させると成分が減少してしまいます。
その一方で「ショウガオール」は割合が増える仕組みなのです。
しかし、あまり高温で加熱するとショウガオールも壊れてしまうことがあるのでご注意ください。
ジンゲロールには
免疫細胞の活性化、血流促進、殺菌作用、解熱作用

ショウガオールには
コレステロール低下、脂肪燃焼効果、免疫力アップ、抗酸化作用

の効果があります。
なので取り入れたい効果によって調理方法も変わってくるのです。

例えば生姜の代表的ともいえる体を温める効果ですがジンゲロールとショウガオールは共に体を温める効果があります。
しかし、実は温め方に違いがあるのです！

ジンゲロールの場合は、血流促進の作用で冷えを改善します。体内にある熱を末端まで運ぶので末端冷え性の方などにオススメです。

その一方で、ショウガオールの場合は胃腸など体の内側を刺激し、燃焼効果を高め体の熱を作り出してじわじわと温めます。

注意点はジンゲロールは血管を拡張させると同時に体の深部を冷やす効果があることです。
そのため、発熱時はこれを利用して解熱作用を得ることができます。
なので、普段から体温が低い方がジンゲロールを摂取することは逆効果になる恐れがあるので注意が必要です。

市販されているチューブタイプの生姜には、添加物が含まれているものが多いため、生のすり下ろしたものに比べるとジンゲロールの含有量はグッと下がる可能性があります。
簡易的で活用しやすいですが、効果をしっかりと得たい場合はお家ですり下ろして使用するのがオススメです。
また生姜の成分は刺激が強く、腹痛や下痢の原因にもなりますので、1日の摂取量は10g程度にするのがオススメです。

リフライズ昭島店、清永でした。