すべり症をなめる者達1：2023年10月11日｜オレンジ療整院のブログ

オレンジ療整院

オレンジリョウセイイン

整体・カイロ

静岡県静岡市清水区草薙３丁目４-８
JR草薙駅から徒歩6分。南幹線沿い。

オレンジ療整院のブログ

おすすめメニュー

投稿日：2023-10-11 18:29:51.0

すべり症をなめる者達1: すべり症の方がいらっしゃり、
「病院ですべり症と言われて、痺れがなかなか治らないから、ちょっと見てもらおうかしら」
と、おっしゃっりました。

・・・ちょっと見てもらうかしら？

現状が分かってないみたいなので
説明しました。

ヘルニア
守っていた靭帯が伸ばされて椎間板が飛び出す。
つまり、靭帯損傷。
飛び出し方にも
靭帯がギリ耐えて椎間板が出たり戻ったりするタイプ、完全に飛び出すタイプ、飛び出して飛び出した部分だけ外に取り残されるタイプ
など。
飛び出すタイプの手術はスーパードクターの神技なら内視鏡ですぐ終わる（テレビで見た）。
何も施術しなくても1～3ヶ月くらい休んでいれば良くなることも多い。整体でも何とかなる。

すべり症
骨ごとズレて、複数の靭帯が弱く伸びてしまった。
つまり、脱臼。
と、複数の靭帯損傷。
何かケアしないと、永遠に改善しない可能性もある。整体でも軽減できる。
手術するなら背骨をボルトで固定。

分離症
すべり症の上級クラス。
すべり症は靭帯が伸びても骨と骨は凸凹で噛み合っているのでぶつかって止まるはずが、その骨さえへし折ってズレる。
つまり骨折。
スポーツ選手の怪我で例えると〇〇靭帯損傷、△△靭帯損傷、□□骨折、手術で全治6ヶ月、と複数の診断が出るレベル。
手術はボルトで固定する。
何かケアしないと、永遠に改善しない可能性もある。整体でも軽減することはできる。

狭窄症
上記のヘルニアやすべり症、潰された靭帯が分厚くなったり、背骨が変形して骨棘って言う出っ張りが生えるなどして、
神経の通る脊柱管が狭くなることの総称。
我慢できるレベルなら整体でも軽減する事はできる。
しかし、骨棘の凶悪なものは棘がどんどん成長していく。これは手術しかない。
（テレビで見た）手術は骨を開けて棘を削ってまた蓋を閉める。蓋は人工骨。
しかし、遺伝子情報がバグっているのか？切除してもまた生えてくるという噂も。本当に凶悪だ。

全て、神経の束を永遠にほじられるため、痺れ、運動障害、麻痺が出る。
全て、靭帯が弱くなっているので、手足の脱臼と同様、しばらく固定して靭帯が回復しないと、すぐ飛び出したりして中々安定しない。

コリをほぐすなりして、可動性が出たり老廃物が流れれば改善する腰痛とは、そもそも話が違う。
舐めてはダメだ。