【運動】骨を動かす：2022年3月30日｜バックボーン(BACK BONE)のブログ

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投稿日：2022-03-30 08:28:45.0

【運動】骨を動かす: 『あなたは自分の骨を自在に動かせますか？』

筋肉には、体の表面にある大きな筋肉(アウターマッスル)と、深層にある小さな筋肉(インナーマッスル)があります

大きな筋肉は、大きなパワーを発揮したり、身体を逞しく見せます

小さな筋肉は、骨を支え、動かして、関節の働きと大きな筋肉の力をサポートします

しかし、体が固い人や運動不足の人は、大きな筋肉のみに頼りがちで、
体には無駄に大きな力が入って、動きは大雑把になります

いつも使っている筋肉は活発になって、そこを率先して働かせようと、優先的に反応するようになるため、

やがて大きな筋肉しかよく動かないようになり、逆にあまり使っていない小さな筋肉はどんどん動かなくなり、固く弱体化していきます

そうなると、せっかく家でYouTubeを見ながら身体を鍛えても、結局は同じ部位ばかりが鍛えられてしまうことになります
（例えば、スクワットをしても"お尻"ではなく"前もも"ばかりに効いてしまったり）

□無駄なパワーを使って余計に疲れる
□体型のバランスが崩れる
□１ヶ所に負担を偏る

大きな筋肉のみ強く働くことで色々と障害が生まれます

そうならないためには骨の動きがポイント
小さな筋肉は、正しい骨格をキープして、骨を動かすために働くため、
適度な負荷がかかる動作を、正しいフォームでするだけでも十分鍛えられます

うちで実践しているトレーニングが、すべて骨格を動かすために行う低負荷～中負荷の運動エクササイズなのは、

大きな筋肉の不要な働きを避け、その骨を動かすために必要な分だけを鍛えることで、無駄のないフィジカルを仕上げるためです

筋肉隆々の逞しいボディメイクではなく、
姿勢を維持して、肩こりしにくく、歩くとき足が前によく出る

そんな日常動作の質を上げるためには、

“筋肉を鍛えるために筋肉を使う”のではなく、“身体を動かすために筋肉を使う”必要があります
体を動かすということはつまり、骨格を動かす。筋肉はそのために使えないと意味がない

大きな筋肉を鍛えるトレーニングでも、同時に小さな筋肉は働きますが、
どうしても先に大きな筋肉の働きが強く出て、小さな筋肉を鍛える効果は少ないです

大きな筋肉を優先で働かせてきた身体のバランスをとるためにも、小さな筋肉の能力を復権させましょう

骨から動く。まずはそれから。